闇鍋雑記帳
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今日は4月馬鹿の日でございますが、特に嘘を付く予定もございませんので、いつも通りいくことにします。こんにちは。おかね坊でございます。 そうそう、今日から全国の小学校のランドセルの標準仕様が「ルイ・ヴィトン」になったって本当ですか?(←夫談)
さて、年度が替わりますが、休日を挟むわけでもございませんので、かつての同僚たちは帳簿の差し替えで忙しいだろうなぁ・・・と思います。
子の病気も一段落したかと思ったら、夜中に授乳していたら、夫がおもむろに起きあり、急にお手洗いに駆け込んで、食べたものを戻してしまいました。どうやら、胃腸が弱っているようで、そこに「にらまん」を大量に食べたものですから、余計拍車がかかったようです。 気の毒に、今朝は梅干しのお粥さんとリンゴゼリー、そして胃腸薬を飲んで出かけていきました。今夜は何にしようかな。やっぱりうどんかな・・・
夕べは拭き掃除するぞーなどと豪語したにもかかわらず、夫の持ち帰ってきたマイコー(マイケル・ジャクソン)の「ムーンウォーカー」を見てしまったので、結局何も出来ずじまいでございました。 「ムーンウォーカー」は、いろんな意味で評価が高いですが、どうやら3部構成になっているようです。
第1部のビデオクリップは、マイコーの人気が頷ける作りとなっておりました。
ジャクソンファイブ時代のものもあったのですが、声量、表現力などはこの頃からすごかったのですね。 ダンスも、鍛え上げられた筋肉のしなやかさ、動きのメリハリ等、評価されるに値するものでした。 また、バックダンサー達も「一糸乱れぬ」という表現がぴったりなほど、きっちりと統制がとれておりました。 うーん、これを見ちゃうと、日本で歌い踊っているタレントのレベルがしれてしまいますね。(彼らなりの努力はあると思いますが、比べるだけ酷かもしれないということに、今、気づいてしまいました。失礼。) ファンの失神シーンなんかもありました。日本ではオックスが有名ですが、外国の人気アーティストのコンサートでは日常茶飯事なのでしょうねー。 「整形手術は2回」と豪語する、マイコーの御尊顔の変遷も見られて、お得度5%アップかも。
ここまでは良かったのですよ。
問題は2部以降で。
マイコーの奇人変人ぶりは周知の事実ですが、もう、この映画を作った頃には、マイコーの脳内パラレルワールドとミラクルぶりは完成されていたようです。 多分、2部以降は、マイコーの脳内をそのまま反映している内容なのじゃないかと思います。 お取り潰しに遭った「ネバーランド」もこんな感じだったのかしら?と、真面目に思ってしまう、非常にシュールな内容で、寺山修司と良い勝負なのではないかと一瞬感じてしまいました。 多分、この二人が対談したら、すごいことになるだろうなーと思ってみたり・・・。
一番笑えたのは「マイケル禁止」。 正確に言うと、「マイケルダンス禁止」。 最後にダンス禁止区域で、クレイアニメのウサギと踊っていたら、お巡りさんに叱られて違反切符を切られたというものなのですが、いきなりウサギは岩と同化して、お巡りさんから逃げてるんですが。この卑怯者め。(笑) そんなウサギに対して、爽やかに微笑むマイコーって、さすがスター。ここまで来ると、にしきのあきらは足下にも及びません。
第3部になると、マイコー、もうイッちゃってますね。 「マイケルの マイケルによる マイケルのための映画」とどこかで見たことがあるのですが、まさに「子供の味方」全開です。「魔子ちゃんいじめた!」の、猿飛肉丸くん状態でございます。 人間のマイコーが、絶体絶命になると車に変身したり、やりたい放題。 子供がマフィアに捕まっていじめられると、キラリ一番星がお空に光って大魔神(というか、もう合体ロボ)に変身。自分はバリヤーを張って防御、生身の人間に対してミサイル攻撃をするという非道ぶりでございます。 (変身中の顔がウィッキーさんに似ているのも、チャームポイントです。) こんな人が「ウィーアーザワールド」を歌っていて許されるのでしょうか? 結構激しく悩むところでございます。
こんなものを見て喜んでいて、家事に支障を来してしまったワタクシこそ、4月馬鹿に相応しい大馬鹿者でございます。
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