闇鍋雑記帳
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2006年05月21日(日)

こんにちは。おかね坊でございます。

今日は天気予報通り快晴でございます。
こんな日はここ最近珍しいので、プニ坊をどこかに連れて行ってやりたいと思いつつ、昨日の疲れが溜まっていたようで、目がなかなか開きませんでした。

「おかあちゃ〜ん、おはよう〜。」と、恐怖の人間目覚まし時計プニ坊が声をかけはじめました。
こうなると、もうワタクシが目を開けるまで、何が何でも起こしにかかって参ります。身体の上をはいずり回り、鼻面にヘディング、チュー攻撃から眉毛やまつげを触りまくる・・・など、強烈な攻撃で午前7時台に起こされてしまいました。ね、眠い・・・。

さて、プニ坊の朝食を用意し、もう駄目ぇと一度は布団に潜り込んだものの、一度起きると二度寝が出来ない性質ですから、仕方なく起き出しました。
半分居眠りしながらプニ坊に絵本を読んでやったりしておりました。

プニ坊は、先日買ったスカーリーおじさんの絵本シリーズが大好きで、そればかり読めと持って参ります。
外国の絵本は、基本的に労働を尊び、働く車よりも、それを動かす人間に重点を置いて描いているのが特徴です。
日本の「働く」絵本は、人よりも物や車に重きを置いておりますので、歴然とした差を感じます。
一概に外国のものばかりを褒めるわけではありませんが、ものの考え方の違いを考えさせられます。
「人無くして物は無い」という理念は、マスコミが煽る拝物、拝金主義とはほど遠い、あたりまえだけれど大切なことではないかと思うのです。
それをさりげなく絵本にしてしまうセンス。
今の日本の絵本には殆どないものだと思いながら読んでおりました。

そうしているうちに夫が起きて参りましたが、顔色があまり良くありません。
何だか食欲もなさそうですので、起きて体調を整えている間に、寝室の窓を開けて換気をしようと思ったら・・・また庭がお花畑になっておりました。

ガ━(゚д゚)━ン!!ガ━(゚д゚)━ン!! ガ━(゚д゚)━ン!!

夫曰く「去年もこれくらいじゃなかったっけ?」

そんな甘いものではござーませんわよ。ワタクシは、これより多い量のお花たちを2回も駆除しているのですよ?
そんなわけで、庭の草取りになってしまいました。

取っても取っても目に付くお花。楳図かずおの「まことちゃん」の如く、目をひん剥いて「クワーッ!!」っと叫びたくなってしまいます。

ですが、何とか一通り片づきましたし、夫も食事が食べられそうだとのことですので、準備することに致しました。
ワタクシも朝食を食べておりませんので、一緒に食べました。
プニプニはまだおなかが空いていないようで、食べるのを拒否。まあ、いいでしょう。

食事が終わり、午後からどうしようという話になりましたが、夫があまり体調がよくなさそうですから無理は言えません。
どうしようどうしよう・・・などと言っているうちに、夫はまた寝てしまいました。

ワタクシは洗濯をしつつ、プニ坊の相手をし、時々調べ物をしたりしておりました。
そんなわけで、夫が起きるまでの1時間半くらいの間に、何だかんだやっておりました。

夫が起きてきたので、プニ坊を連れてお散歩に出ることに致しました。
プニ坊はこのくそ暑いのに、サンダルではなく長靴を履いております。子供は長靴が好きですが、これは・・・。(汗)
行きがけに、玄関の階段を下りたところに、若い小雀がおりました。まだ上手に飛べなくて、低い場所を飛んだり歩いたりしております。
手に時々乗ってくれたりしておりましたが、結局反対方向に飛んでいってしまいました。
猫にやられなければいいなぁと思いつつ、小雀が飛んでいくのを見送っておりました。

結局、散歩がてらいつもの公園に遊びに行ってしまいました。
知り合いの子供さん二人が、今日はお父さんと一緒に来ておりました。
まあ、そこそこ若い男性は照れくさいのか、よっぽどご近所でない限りは滅多に挨拶しても返してはくださいません。仕方がないかと思いつつ、プニ坊を遊ばせておりました。
そんな「おとうさん」でも、子供にとっては宝物。
妹の方に「今日はおとうさんと一緒なのね。おかあさんはおうち?」と尋ねると、「ママおうちなの。」
「そう。お父さんと一緒でいいねぇ。」と言うと、「パパはね、一緒に遊んでくれるの!」と誇らしく言います。
色々お話をしていると、お父さんの呼び声がしますので、女の子は行ってしまいました。

3時になりましたので家に戻り、プニ坊におやつを食べさせました。
おやつが終わってから洗濯物を取り込み、再度草取りを始めました。
スズランの一種(だと思われる植物)の花が終わり、蛾の幼虫がたくさん沸いておりましたので、葉を鎌でほぼ全部刈り取ってしまいました。
今の時期、我が家の庭にやたらにスズメやムクドリが多いのは、多分この幼虫を目当てに来ているのでしょう。
自然観察には丁度良い感じの庭でございます。

刈り終わると、丁度四時半。良い時間ですので食事の準備をすることに致しました。
庭に蕗が生えておりますし、母からも丁度蕗を送ってきてくれましたので、蕗の煮付けを作ることに致しました。
ですが、この蕗がなかなかあく抜きが出来ず、4〜5回あく抜きを致しました。
ようやく苦みが殆ど無くなったので、竹輪と高野豆腐と刻み昆布と干し椎茸で煮付けてやりました。
良い感じに美味しく仕上がりました。
また、ここ3日くらい土鍋で煮ている豆も、良い感じに味かしみて来ました。
夫は豆がお気に入りのようで、かなり沢山盛った豆が殆どなくなってしまいました。

今日はあまりプニ坊を連れだしてやれませんでしたので、食後に遊水池の向こう側にいる猫屋敷の猫を見に行って参りました。
プニ坊は「ねこちゃん!ねこちゃん!」と大喜びしておりました。
猫たちは丁度食事中でした。
ちゃんと序列があるようで、ある猫が食べ終わるまで、他の猫はじっと待っております。そして、食べ終わってどくと、ようやく食べ始める・・・の繰り返しでございます。
毛並みの良い若い猫のほうが地位は下のような感じでございました。
食べる内容もさまざまで、カリカリの好きな子、魚フレークの好きな子など、いろいろです。面白いなぁと思いました。

遊水池から少し遠回りして帰ってくると、斜向かいのお宅のリキちゃんという犬が寝ておりました。
「リキちゃん寝てるねぇ」とプニ坊に言うと、リキちゃんが目を覚ましてこちらに寄ってきました。
すると奥さんが出てきて「どうぞ。リキちゃんと遊んでやって。」とお庭に入れてくださいました。
しばらくリキちゃんと遊ばせて貰ったので、帰ろうと思って声をかけると、「これから、いつでも庭に入って遊んでって良いわよ。」とまで言ってくださり、恐縮してしまいました。

夕食前にお風呂を沸かしていきましたので、プニ坊をお風呂に入れようとしましたが、最近どうもプニ坊はTシャツ類を脱ぐのを嫌がります。
視界が無くなるのがイヤで「怖い」と言います。
そんなのは一瞬のことなのですが、彼のノミの心臓には耐え難いらしく、腕を折り曲げ、シャツを途中で押さえてしまい、脱ぐのを拒否致します。「そーゆーことをするから視界が無くなって怖いんじゃ!」と一喝し、無理矢理脱がしましたがギャーギャー泣きわめいて手に負えません。
それでも、お風呂に入れば機嫌は良くなります。
歌を歌ったり、一緒に数を数えたりして楽しく入ることが出来たようでございます。

暫くラジオを聞いたりしておりましたが、今日は夫は一日外に出なかったこともあり、短いドライブをする事になりました。
プニ坊は超ご機嫌。ニコニコで外を眺めております。
ラジオでは、NHK-FMの「気ままにクラシック」が流れておりましたが、オルフの「カルミナ・ブラーナ」という曲が流れて参りました。
ワタクシはどこかで聴いた曲だなぁ・・・と思っておりましたが、プニ坊がいきなり「そーせーき!」と叫びました。
そう。我が家の得意な手塚治虫の「実験アニメーション」のDVDに入っている「創世記」というアニメのオープニングにいきなりかかる曲がこれでした!
夫もこれには驚き、「子供の記憶力はすごいなぁ」と感心しておりました。
妙な英才教育を施してしまっているのでしょうか・・・。(汗)

その後プニ坊は、家に到着するまでにしっかり夢の中に入り込んでおりました。(^^)V


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