闇鍋雑記帳
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2006年09月09日(土)

こんにちは。おかね坊でございます。

今日は午前中はあまりハッキリしないお天気でございましたが、午後に近づくに連れて晴れてきて、暑さも増してやな感じでございました。

朝からプニプニに腹の上でローリングサンダーをされ、たたき起こされたのですが、二度寝する気にもならずにそのまま洗濯などをはじめました。
夫の荷物が届き、洗い物が増えた割にはそれほど量もなく、結局いつもよりほんの少し多いかなという程度でございます。

さて、夫も予定外に早く起きてきたのですが、朝食もそれほど食べたくないようでございます。そんなわけで、洗濯物を干してから町内の配布物を配ってきたり、掃き掃除をしたりと、何となくバタバタしておりました。

プニ坊が「ハンバーグ食べたい」と喧しゅうございます。
朝食はパンでございましたが、昼食はそうめんの予定でございます。「晩ご飯にハンバーグを食べようね。」と約束し、台所を片付けついでにハンバーグを作って焼き、夕食の支度をいたしました。

夫が「午後からどうする」と尋ねますので、ワタクシはみないとみらいにある「三菱みなとみらい技術館( http://www.mhi.co.jp/museum/)」に行こうと思っていると伝えたところ、夫も横浜方面に用事があるので行きたいとのこと。
そんなわけで、一家総出で出かけることになりました。

駅までバスで出てそこから京急で横浜まで。横浜駅で夫と別行動になりますので、我々はみなとみらい線に乗ってみなとみらい駅まで行きました。
けやき通り口から出るということでしたが、建物は横浜市美術館のすぐ裏手にありますので、美術館口から出ました。
みなとみらい駅は場所によってはホントにガラーンとだだっ広い感じで、無機質な空間であります。
電車も5分に1本くらいの割合で来ていますので、便はとても良いと思います。
ですが長すぎるエスカレーター、階段の長さに違和感を覚えました。

クイーンズタワー、ランドマークタワーを横目に見ながら美術館の敷地を横切り、三菱みなとみらい技術館へ。
この地区を歩いていると、日本ではないような感覚に陥ります。
そう。丁度霞ヶ関とか丸の内界隈を歩いているような感覚でございます。
こんな無機質な空間を好む人間がいるのかなぁと思うくらいなのですが、近隣には大きなマンションを建設中だったりします。
都市空間に憧れる方々がいるというのは理解出来ますし、そういう空間をオシャレだと思う方々がいるのも分かっております。
ですが、ワタクシには馴染めない空間のような気がします。
このような非現実的な空間を生活の場の拠点とするには、自分たちには厳しいなぁ・・・と思ってみたりしました。

さて、三菱みなとみらい技術館に向かうと、「私有地内でスケートボードをしないでください」と立て看板がかかっておりました。
まあ、広くてスケボーしやすそうな場所ではありますから、やる人がいるのは分からないでもありませんが、敷地内でうっかり事故でも起こされたらたまったもんではありませんものね。
注意書きがあっても読めない人や、揚げ足を取ったりいいがかりを付けるのが得意な人が最近は多いようですから、企業も気の毒としかいいようがございません。
そんなことを思いながら建物内に入りました。

入り口には「わかまる」という黄色のロボットが鎮座しております。
お話が出来るロボットだそうですが、割と頓珍漢な答えが返ってきますので楽しいです。
プニプニはこの「わかまる」がお気に入りで、「ロボット見るのー!」と動きもしません。
「わかまる」の隣にはH2Aロケットのレプリカ、正面側には、風間浦村に何基もあった風車があったり、空には人工衛星(たぶん「ひまわり」だと思っていたら、何と国際宇宙ステーションでした。)が吊してあったりと、結構な気合いの入りようでございます。

中に入ると、いきなり超低床路面電車「jTRAM」の原寸大模型があったりして、プニプニ大興奮でございます。
リニアモーターカーの模型や「トランスポート・シティパノラマ」というジオラマがあったりと、結構大がかりでございます。
ボールを動かして遊ぶゲームを見つけてプニ坊に遊び方を教えたところ、困ったことに彼はこれに大はまり。動こうとしませんでした。

隣のフロアは海洋研究開発機構( http://www.jamstec.go.jp/)のブースで、1/2縮小版の「しんかい6500」の可動模型があったり、「うらしま」の紹介があったり、深海掘削船「ちきゅう号」の模型などがあったりします。
加圧してカップラーメンの容器が縮んでいく様子のシミュレーションなどがあったりしました。

その隣は宇宙。航空宇宙研究開発機構( http://www.jaxa.jp/)のブースでございます。
毛利さん、向井さん、若田さん・・・など、歴代の宇宙飛行士のパネルがありましたが、やはりインパクトがあるのは野口さんの宇宙服。
以前にも多分日記でご紹介したかと思いますが、彼の右腕のワッペンがレオナルド・ダ・ヴィンチのパロディである事でございます。
http://iss.sfo.jaxa.jp/astro/pict/noguchi.jpg
いや、いつ見ても笑えます。

あとは星々の紹介や人工衛星の紹介などですが、ここのところ論議されていた冥王星に関して「冥王星は惑星から外れました」という注意書きもあったりして、時事ネタもしっかり反映してあるなぁと、現場の苦慮を察した次第でございます。

二階に上がると、乗り物の歴史ということで交通博物館を彷彿とさせるようなミニチュアの乗り物の数々がございました。
それから、環境ゾーンには火力発電所やリサイクルの仕組みなどの可動模型があったりして、「へぇー。ほぉぉー。」と感心しながら見ていきました。
本が閲覧出来るコーナーもあり、かこさとしの有名な科学絵本「宇宙」「地球」「海」がございました。
我が家には「宇宙」と「地球」はありますが、「海」がありません。夫に寄れば実家にあるらしいのですが、「川」は無いとのことですから、いつかは揃えたいなと思っております。

午後3時も過ぎましたので、休憩コーナーでお茶を一服。プニプニにはアンパンマンジュースを持ってきましたので、それを飲ませておりました。

プニ坊は「わかまる」にどうしても会いたいらしく、ミュージアムショップを駆け抜けて「わかまる」の場所に行ってしまいました。
ワタクシもミュージアムショップを通り抜けながら、ちょっとだけ商品チェックをして参りましたが、JAXAノートの表紙が気になりました。といってもロケットが飛んでいる写真だけで、中身は本当に普通のノートでございます。
後はろくなお土産がなく、買っても良いなと思うものは一つもございませんでした。

「わかまる」とひとしきり頓珍漢問答を楽しんだ後に、美術館の入り口付近の人工の小川(というかただ水が流れているだけの場所)でプニ坊を遊ばせました。
着替えは持っておりますので、どれだけ濡れたって大丈夫でございます。
プニ坊は早速足を滑らせてこけました。でも、制約がありませんので楽しそうに遊んでおります。
相当危ないことをしなければ、大概のことはオッケーしておりますので、彼も慣れたものでございます。
これは駄目そうだなと思うことは「○○していい?」などと尋ねて参りますので、ワタクシとしても割と安心出来ます。
そんな風に遊ばせておりましたら、3人姉弟が興味を持って遊びに参加しはじめました。
お姉ちゃんは小学校高学年くらい。次のお姉ちゃんは2歳半から3歳位の様子。おむつはまだ取れておりません。
一番おチビちゃんの男の子はようやくあんよが出来ている感じ。
上のお姉ちゃん以外は、皆ビショビショになって嬉しそうに遊んでおります。

暫くすると夫から連絡がありました。
JR桜木町駅よりはみなとみらいの駅の方が近いので、夫にお願いしてそちらに来て貰うことに。
なにしろプニプニの体力が持ちません。最後は予想通り抱っこの嵐だったのですから。

みなとみらい駅に到着し、夫を待っておりました。
暫くすると夫の姿が見えましたので合流。皆で横浜駅に出ました。
横浜駅はどうも若い人の歩く速度が遅いです。
前を歩いていた若いカップルも、ダラダラ歩いております。
ワタクシ超が付くほどせっかちな方ではないとは思うのですが、あまりの鈍さにイライラしてきてしまい、速攻で抜かしてしまいました。
しかし、あの人の多さよ・・・。人酔いしそうでございました。

夫がCD屋に用事があるというので寄りました。
向かいを見ると、天満敦子のコンサートのCDだか何かが出たらしく、大々的に宣伝をしているのですが、曲名は何と「チゴイネルワイゼン」。これだけ見て笑う人は笑います・・・。
夫に「あれ見て」と言って教えたら、夫は「歌詞が付いたらすごいよな。」と言っておりました。確かに。

さて、横浜駅から京急に乗って帰宅。
帰りの電車の中ではプニプニをずっと抱っこしておりましたが、立っているのと片腕で自分とプニ坊を支えている上、この電車が異様に揺れましたので、かなり辛かったです。
幸いバスで参りましたが、これが帰りに自転車で帰るということですと、疲労感が倍増しになる気が致します。ああ、バスにして良かった・・・。

家に戻ってからは大急ぎで夕食の支度。もう、どれもこれもレンジでチンでございます。
空腹を凌ぐくらいに食べ終わり、プニ坊をお風呂に入れてプニメンテ&寝かしつけを致しました。
今日はさすがに疲れただろうと思ったのですが、意外に眠らずにいましたので、わかまる効果だったのだろうと勝手に思いました。

もう少しゆっくり見られれば嬉しかったのですが、プニプニがまだ小さいので仕方がありません。
でも、ここは割と気に入ったのでまた見に行きたいと思っております。


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