闇鍋雑記帳
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2006年11月10日(金)

こんにちは。おかね坊でございます。

今朝は穏やかな晴天でございます。プニ坊にいつもの如く起こされて、さあ、眠いけれども爽やかな一日が始まるぞーなどと思い、朝食を摂っていると、夫が「誰か来たぞ」と言います。
ワタクシはちっとも聞こえなかったのですが、出てみると目の前に二十代後半から三十代前半くらいの女の人が立っておりました。
呼び鈴も鳴らなかったし、直接来ちゃったのこの人・・・と思って呆気にとられていると、いきなり「アフリカの恵まれない子を助けるためにコーヒーを買ってください」とのこと。

来たよー。またこいつらかよー。

この団体、よく回ってくるのですけれど押し売りするわ、図々しいことこの上ありません。
以前は出がけの急いでいるときに呼び止めて売り込みしだしましたし、若い男の子が回ってきたときに、どれも我が家には必要ないのでというと、気持ちだけでも募金してくださいときたものでございます。
募金って、あーた強要するものなんですか?と思いました。

今回も、我が家はコーヒーを飲まないし、タオルも要らないので断りますと、しつこく迫って参ります。
募金等は某団体に寄付していますからと断っても駄目でございます。本当に寄付していても信用しないのが世の常なんでしょうかねぇ・・・。
「私も来月アフリカに行く予定なんですけれど云々・・・。」
あなたの予定なんか聞いておりません。
ワタクシにしてはかなり邪険に追い返しました。

個人的な意見ですが、そんな得体の知れない団体に寄付するのなら、あしなが育英基金とかの国内の困っている子供たちを支援する団体に従属して援助活動をする方が先だと思います。
確かに海外の貧困層を助けることだって大切です。
戦争の傷病者の方を助けたり、戦災孤児になった子供たちを助けることも大切なんですけれど、彼らが自国の子供たちに対してどのような考えを持っているか聞きたいものでございます。
本当に困っている子は自分たちが知らないだけで数多くいますし、虐待を受けている子供たちだっている。
世界のことも大事だけど、世間のことも大切にしたっていいと思います。

そんなこんなで無茶無茶腹を立てて、夫に「あんなの偽善団体だよー!」とこぼしたらなぜかウケておりました。
不透明な募金ほど出し甲斐のないものはありません。
最近よくある移植関係の死ぬ死ぬ詐欺だってそうですけれど、難病の子供さんのために集めた募金で家を建てた、車を買った、お父さんが仕事を辞めてしまった、ワールドカップをドイツまで見に行っただの、いろんな話を耳にします。
本当に、こんな嫌な話ばかり書きたくないのですが、そんなことを一気に思い出させる嫌な朝でございました。
腹を立てながら布団を干したり洗濯物をしたり。ムカムカプンプン。
ですが、今日は12月のちびっこ集まれの代替日ですので、気を取り直して自治会館に行って参りました。

今日はむらみーさん、ウー太太さんもみえており、色々お話を致しました。結構真面目な話題で盛り上がっておりました。
帰りがけには足りないものの買い足しに行ったのですが、余分なものばかり買ってしまって、肝心のツナ缶を買うのをすっかり忘れてしまいました。残念・・・。
家に戻る道中、むらみーさんやSAさんとご一緒し、我が家の前で少しだけ立ち話。プニ坊はお友達が家まで来てくれたので大喜びで迎え入れようとし、自転車部隊のMRちゃんがちょっとだけ家に上がってくれました。珍しいので探検しております。が、我が家には割と子供の興味を引くもの(机上のミカンやスイッチ類)が多く存在しておりますので、MRちゃんも興味津々でございます。でも、あまり長く引き留めるとママさん達も困ってしまいますので、ミカンジュースで誘き寄せて釣り出し成功。お土産に持って行って貰いました。
プニ坊はMRちゃんの自転車に乗りたいのと、お友達が帰ってしまうので悲しくて悲しくてうおーん泣きしておりました。
家に入って食事にしましたが、プニプニはちらし寿司のカニかまと甘エビが嫌だとちっとも食べやがりません。
それでまずバトル。少しで良いから食べろというワタクシと断固拒否のプニ。
結局星一徹になりかけたワタクシに負け、プニ坊はギャーギャー泣きながらちらし寿司のご飯だけを食べました。
そしてお手洗いに行きたいというので、自分で行けと言うと、泣きながら洗面所に向かい、そのままちびってしまっておりました。
まあ、お小水をちびってしまったこと自体には怒りも何も感じませんでしたので、プニ坊のおしもを洗ってやり、汚れ物の始末をしました。
プニ坊は「おかあちゃん、ごめんなさい」と謝りますので、「大丈夫よ。おかあちゃん綺麗にしとくからパンツ履いといで。」と着替えをさせてやりました。
ですが、ちらし寿司の件に関しては許しておりませんので、一口で良いから野菜もエビもカニかまも食べろと伝えて、食べるのを見ておりました。
これでまたうおーん泣きに逆戻り。
少しでも食べなきゃ栄養が偏るではないか・・・。
食べる食べないでまたまたバトル。今日はお友達に戴いたオモチャをおろすつもりでしたが、それも取り上げ、バーディーも無し、おやつも無し宣言でとうとう折れたプニ。
そして、どれも一口だけ食べて「あ、これ美味しいかも。」と嗚咽しながら言うのです。
美味しいなら全部食えと言いたいのですが、それも酷ですので、まんべんなく一口ずつ食べたのを見計らって許してやりました。

そしておやつ。今日は餡団子の見切り品があったので、これをおやつにしようと買って参りました。
普段あんこは食べないプニ。ですが餡団子は気に入ったようで一本食べてしまいました。
二本目に突入したのですが、途中で置いて遊びに入ってしまいましたので、「食べるよー」と食べてしまったら、「プニ坊、団子食べたい。」と言いやがります。
こやつは「良いよ」と言いつつ、後から「食べたい」と言う輩ですので始末に負えません。はぁ・・・。
これでまたうおおん泣きが始まり、バナナを食べたいというので食べさせれば、折ってしまって殆ど全部を床に落っことし、もう食べたくないと言います。
そして、夕食の時間のかなり前なのに「お腹が空いた。ご飯食べたい。」と言いますので、食事を準備すると、好きなものしか食べやがりません。
これでもうワタクシも完全に怒りモードに突入。
他のものを食べるまで許しませんでした。
プニ坊も強情ですので、食べる食べないが続き、こちらも脅しに熱が入ります。
もう明日からご飯作ってやらない。バーディーも見るな。公園も連れて行ってやらない。着替えもおしっこもうんちも自分で全部始末しろ。オモチャの片付けも手伝ってやらない。おやつも無し。

・・・さすがに食べました。

情けないことに、こちらまで悲しくなって泣いてしまいました。
子供相手に恥ずかしいとは思うのですが、作った食事が手つかずで放置されたり、好きなものだけを選んで食べられてしまうと言うことは、かなり嫌な気持ちになります。
そりゃあ万人受けする食事なんてあり得ませんから、勢い子供の食べられるものをと思ってそちらにシフトしてしまいがちですが、栄養バランスを考えて供して、それでも食べて貰えないとなると、実に情けなくて泣けてしまいます。
彼には彼の気分もあるし事情もある。
解ってはいるものの、やはり気分がドーンと落ち込んでしまいます。
プニ坊はワタクシの様子を見て更に泣きますし、もう本当にどうかなってしまいそうな気持ちでございました。

もう今日はお風呂もいいや・・・と思い、点眼したりプニメンテをしたりして寝る用意を始めると「お風呂に入りたい。」と言います。
こちらは入る気分ではないのですが、まあいいでしょう。
お風呂にはいるとプニ坊はご機嫌になり、楽しそうでございます。
いいなぁ。君は。パッと気分の切り替えが出来てさぁ・・・。
いつまでもジメジメしているのはワタクシだけでございました。
まあ、プニ坊のこういう脳天気なところに救われている事が多いのですが、今日は朝から不愉快だっただけに、一日引きずってしまいました。

今はプニ坊も寝て、明日のパンの仕込みもしている最中でございます。
明日はまた笑顔で起きられるといいなぁと思います。


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