闇鍋雑記帳
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2006年11月11日(土)

こんにちは。おかね坊でございます。

今日は朝から大気が不安定で、ゴロゴロゴロゴロと遠雷が聞こえて参ります。
マイミクさまのむらみーさんより、ドングリ拾いのお誘いを戴いておりますので行くつもりでしたが、どうしよう、どうなるかなぁとちょっと心配しておりました。
まあ、雷に打たれるようなことがなければ、合羽アーンド長靴で武装するという手がございます。
そんなわけで、行けるような天候だったら行こうと思っておりました。

プニプニは超ご機嫌。
午前7時には「おかあちゃんにおはようのちゅ♪」でかわゆく起こしてくれましたが、ワタクシは眠くて眠くて・・・。
起こされてもトロトロ居眠りをしてしまい、終いには「おしっこ!」で完全に起こされました。
頭がボーっとしたままプニ坊の食事を準備して食べさせ、パンをもぎゅもぎゅと囓っておりましたら、プニプニがいきなり「ゴミ収集車!」と絶叫致します。
えー?と思いながら耳を澄ますと確かにゴミ収集車のテーマソングが・・・。外に出ると既に収集は終わった後のようで、缶瓶ペットボトルや金属ゴミ等は残っておりませんでした。
ああ、週に一度の収集なのに・・・来週ですか。そうですか。orz
そんなわけでガックリしながらトボトボと家に戻って参りました。

雨はどんどん降って参ります。
うーん、武装するとはいえ、これだけ雷も鳴って雨が降っているとどうかしら・・と思っていると、むらみーさんからご連絡。
決行とのことですので、どのみちプニプニも外に出さねばストレスが溜まりますから、我が家も出動すると伝えました。
彼女の乗車バスの予定時刻を伺いましたので、それに合わせて準備をしていると、すぐに時間になってしまいました。
プニ坊は合羽と長靴で外に出られるのが嬉しいようでございます。
身体は大きめといっても、まだまだ小さいプニ坊に120cmの合羽は大きかったです。ですが、大きいことは良いことだ。袖をまくれば問題ナッシングということで、袖をまくって行きました。
ワタクシも全身合羽と長靴で武装。怪しい人みたいでございます。
傘は荷物になるし面倒ですので持っていくのはやめました。
そんなわけで徒歩にていつもの公園に行きますと、丁度むらみーさん達も到着したところでございました。

早速椎の実が落ちている場所を物色すると、結構な数が落ちております。
この中の何割がスカなんだろうと思いつつ拾って行きました。
コタちゃんは楽しそうにトコトコ公園の広場のほうに行きますし、プニプニはプニプニで探検をしております。
母二人は一生懸命椎の実を拾い集めております。
暫く拾っていると、プニ坊がバケツを貸して欲しいとむらみーさんにお願いし、貸して戴きました。
水を汲んだりして遊んでいたのですが、コタちゃんのバケツですからお返しして、今度は滑り台の方に行きました。
折角綺麗になったコタちゃんのバケツに泥を突っ込み、コタちゃんを泣かせてしまうプニ。あああ、申し訳ありませんー。
他にも椎の木を探してみたのですが、既に掃除をされていたり、不作の木だったりして、一番最初に拾った木の分だけしか収穫がありませんでした。

帰ることになり、結構な雨になってしまいましたので、むらみーさんはご実家へ行くことになりましたが、丁度お姉様に送っていって頂ける事になったようで良かったです。
我々は家に戻り、プニ坊の濡れた上着とズボンを洗濯機に放り込んで着替えさせました。
夫は電話中。準備していった朝食は食べた模様。ですが、何故か残っているサラダ。うーむ。親子して!
本人曰く、腹一杯になっちゃったとのことでした。仕方がないですね・・・。

さて、昼食の準備をしたり洗い物をしたりで、案外バタバタ過ごしていたのですが、肝心の椎の実の調理を忘れておりましたので、選別をしておりますと、プニ坊が興味を持ちました。
外皮を剥いたり、ゴミを取り除くのを手伝わせ、綺麗になったドングリを水で洗いました。
このときに何を思ったか、水に浮いたドングリまで一緒にして鍋に突っ込んでしまいました。
炒ってパンパン弾ける音が聞こえてきましたので、皿に空けるとパチパチシューシュー怪しい音が聞こえまくりでございます。
ですが、それ以降弾けるということはありませんでしたので良かったです。
先ほど選別せずに炒ってしまったため、スカのドングリが多くなってしまいましたが、私剥く人、貴方食べる人と言う感じで、椎の実を剥いて目の前に置いたり手渡したりしておりました。
中身が相当固くて食べられないものもありましたが、約半数くらいが食べることの出来る椎の実でございました。
夫も大喜びで「これって、癖になる味だよなぁ。」と申しております。ですので、「また拾いに行こうね。」と言いました。
椎の実ってノスタルジックな味ですね。ぎんなんの固い感じ・・・と申せば解りやすいでしょうか。栗とはちょっと違う感じ。カリカリしてほんのり甘いです。
そんなことをしていたら、プニ坊のおやつシュプレヒコールがはじまりました。
ここで負けてはいけませんので午後3時までは意地でも食べさせずにおりました。

三時になってようやくおやつ解禁。暫くの間は大人しいプニ。
この子の静かな時は、何かに集中している時か、食べている時か、寝ている時しかありません。本当にもう・・・。
その後はお買い物に行くだの何だのとうるさいうるさい。こんなに雨が降っていて行けるかっちゅーの。
そのうちに夕食の支度をしなければならない時間になりましたので、3日くらい前に作って煮返していたチキントマトスープに、色々食材を足してカレーに転用致しました。
そして、作り置きのポテトサラダを生野菜サラダの上に載せ、昨日からコトコト煮ていたいろんな豆を煮汁から引き上げて、ピンクペッパーとキユーピーのフレンチドレッシングと混ぜて作った、義母直伝の豆サラダで夕食となりました。
いつも手抜きですが、今日は更に手抜きをさせて頂きました♪

さて、夕食も終わり、プニ坊をお風呂に入れようとしますと、入りたくないとのこと。まあ一日くらいいいかとプニメンテと点眼をして寝かしつけ。
ですが、ワタクシが落ちていた微細な金属片を踏んでしまいました。これがなかなか取れない上、肉にドンドン食い込んでいくのです。
普通のピンセットや夫の使っている先の尖ったピンセットでは役に立たないので、爪切りに使っている小型のニッパーを使って踵の皮を切り、ほじくり出しました。痛いよう。
3mmm程度の金属片ですが、先が鈎型に曲がっておりましたので、余計に取りにくかったようでございます。

プニプニは寝かし付けをすると、5分くらいで夢の中に行きました。案外早くに寝たなぁとホッとしておりますと、暫くしてギャーギャー泣き出してしまいました。ガーン。
夫と二人してなだめにかかりますが、錯乱状態のプニ坊には何をしても何を言っても無駄。二人してしばかれ、蹴られ、えらいことになってしまいました。
これはどうにもならないと、丁度夫が職場に行く用事があるとのことですから、便乗して連れて行って貰うことに致しました。
車に乗るとご機嫌なプニ。あの凄まじさはどこにいったという感じでございます。
本人曰く、どうやら怖い夢でも見たらしく、それで泣いて暴れたらしいです。

夫の職場に到着し、外で船を見ながら待っていると、石碑がありました。
内容は、疎開した子供達の乗った船が沈んで、それが深海で発見されたというもの。確か何かで覚えがあるよなぁ・・・と思いつつ、プニ坊に石碑の意味を教えると、プニ坊は「お船沈んじゃって、みんな死んじゃったの?」と繰り返します。
印象に残る言葉やものは、繰り返して彼なりに咀嚼したり確認するようでございます。
後で夫に聞くと、太平洋戦争の時に米軍潜水艦の魚雷で沈んだ疎開船の対馬丸が海底で発見されたという事を、今上天皇が詠んだ歌だそうでございます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E9%A6%AC%E4%B8%B8
石碑に刻まれた悲しい歌の意味を、プニ坊が理解出来るようになるまではまだまだ時間がかかる事と思いますが、彼らの生きる世代で決してこんな悲しいことが起こることの無いよう祈るばかりでございます。

帰りがけに足りないものの買い足しにスーパーに寄って貰いました。近所にコンビニエンスストアがないだけに、24時間スーパーは本当に有難いものでございます。
プニプニは家に戻ってからすぐに撃沈。ようやく静寂の時間が訪れました・・・。はぁ。

むらみーさん、今日はお疲れ様でございました。
また機会があったら採りにいきましょうねー♪


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