月の詩
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2002年01月30日(水) 記憶の残滓。

それは、10年の歳月を経ても、
なお、
鮮明に記憶に残る。
気持ちを、記憶して。
もう、私はそこにいないのに。
もう、アイツもここにいないのに。
気持ちだけが鮮やかに残る。
名残りだ。
いうならば。
未練だ。
今でもなお、この思いを
『恋』だと定義づけられるのなら。
私は。
いまだに忘れられずにいる。
もう一度、その姿を見ることが叶うなら。
もう一度、その声を聞くことが叶うなら。
今度は伝えられるだろうか。
いまだに私は立ちすくむ。
15才のままで。
記憶の残滓に絡めとられたままで。


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