ボクハウソツキ -偽りとテレコミの日々-
DiaryINDEX|past|will
2002年08月01日(木) |
美味しいものと不味いもの(2) |
ノドがやけに痛かった 「もうすぐ10時になるよ」 そう言ってボクを起こしたシホは服を着てメイクも済ませていた。
記憶が少しずつ蘇ってくる。それはあまり芳しいものではなかった 昨夜はシホがチェックインしているホテルに戻った後、 買い込んできたカクテル系ののドリンクで乾杯し 少し酔いが回った頃にキスしながら押し倒してみる 地方独特のイントネーションで拒否するのもかまわずに 少し強引に脱がしていくと、自称Eカップの見事なバストだ そしてウエストも比例して見事だった 喰うには喰ったが、二日前に美味しいものを食べてしまった身には 贅沢なんだがイケないのである。 結局Fでイカせてもらったのだが、これがなかなか巧い 意外なところに取り柄をみたような気がして これで痩せれば文句ないのにな、ぼんやり考えていた。
ホテルの空調はそんなに強くなかったのだが 日焼けで消耗した体にはよくなかったようだ 子供の頃から酷く疲れると、必ず扁桃腺を腫らせて 発熱さえ起こしていた体質は現在も変わらない。 服を着けている時に刺すような鋭利な頭痛さえする
今日は辛い一日になりそうだ
その考えは間違っていなかったようで 新宿、渋谷をまわって、お台場に着いた頃には 動くのが苦痛になってきた。目に見えてテンションが下がる。 ヴィーナスフォートの喫煙所に座ってセブンスターに火を着けた時には 帰りたい願望が最高潮に達していた。
 巨乳!でも巨胴
しかし遠い地から飛行機代を払って一人でやってきたコを むげに放置するほど鬼にはなれない 結局夕方7時近くまで付き合って、空港近くのホテルに送る。 明日の帰り便は早いのですぐに着ける場所に変えたのだ。
最後の方は疲労と体調不良で何を話したか憶えていない ていうか話さない時間が長かったような気がする。 帰った後で来たメールの不機嫌さからも伺えるように 後味の悪い、詰めの甘い部類に含まれる面接だった。
自分が貧乏性だということは思い知らされた 美味しいものを先に食べると不味いものが食べられなくなってしまうのだ お腹が減ってる時に不味いものをたくさん食べて 舌を麻痺させることにしよう。
|