ボクハウソツキ -偽りとテレコミの日々-
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前夜の夜更かしが効いて、まだまだ寝ていたい日曜の午前10時頃 ぷりけーが騒ぎ立てる電子音で叩き起こされる。 使いにくさには定評のあるTK05のディスプレイに公衆電話の文字 タバコに火をつけながら通話ボタンを押すと 相手は先週以来、連絡が取れなくなっていたユリ38@人妻だ
連絡取れなくてごめんね 風邪をこじらせて病院通いしてたのよ 肺炎になりかかって、危うく入院するところだったわ
そんな理由が本当かどうかはどうでもいい あいかわらずぷりけーさえも持っていない事も含めて、だ。 前にも書いたように、もういいやって気持ちにはなったものの 電話がかかってくると、彼女との約束があるのに
今日は9時過ぎなら用事が終わるよ、よかったら逢わない?
アポってしまう自分が悲しい。 彼女とのデートを早めに切り上げて22時前にピックアップ 軽く食事をして今夜のベッドを探し当てる
ボクはなぜこのヒトと逢うのだろう 顔が好みのワケでもなくスタイルも同じく 話しててわかった。 優しそうに微笑むのだ 本当の事を話しているかはわからない、でも優しく微笑む。 それを見るたびに楽しくなり、悲しくもなる
ボクに優しく接するのはやめてくれ 甘えてしまうダメな自分がキライだから 気持ちが通じ合うフリはしないでくれ 所詮キミとボクはそんな関係じゃないだろう? もし、もしも通じ合ってしまったら それはもっと悲しいことじゃないか 卑怯で臆病なボクだから。
そんなに見つめないで 心わけあえられないなら
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