ボクハウソツキ -偽りとテレコミの日々-
DiaryINDEX|past|will
去年のあのうだるような暑さが懐かしい、涼しい夏の午後
「アイスコーヒーが売れねぇよ」カウンターでマスターが暴れる
純喫茶「荒波」でブレンドをオーダーした時に着信した。
こんにちは、メールしちゃった♪わかる?
わかるわけがない。このテのメールが一番困るのだ。
おそらくは直アドぶっこんだコピペ爆撃の返信なんだろうが
いちいち覚えちゃいないから、誰だと言われても答えようがない。
機嫌を損ねないようにうまく探りを入れていくと、何かが変だ
ボクのことを何も知らないのだ。
サイトのプロフを見ればすぐにわかることや、ファーストメールに
書いたことさえ聞いてくる。それは5通目で判明した。
実はスタバで隣にいた女の人が忘れていったメモに
あなたのアドレスと名前だけ書いてあったの。それで送ってみたの♪
ウソをつく理由もないし、メールのやり取りからすると本当なんだろう。
レイコ27@既婚 メール馴れしていない彼女は、当初警戒していたが
打ち解けてくると画像も送ってくれた
明るい部屋で微笑む彼女は、とても主婦には見えなかった。

|