ボクハウソツキ  -偽りとテレコミの日々-
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2003年10月01日(水) ニアミス(3)

クルマの中でいじくり倒してたときから気付いていたが

なんかあそこがゴワゴワしてる。これはまさか…

ゴメンね、今日アレなの。

はうう。動揺を顔に出さないように平然とこたえる

はっはっは、
気にしないよ

でも…

言いかける唇をキスで塞ぐ

青になった信号を後ろのクルマがクラクションで促す

三ツ沢の丘に建つHTに入ったときはすっかり暗くなっていた。


HTの部屋でレイコは別人のように大胆になる

もっといやらしくしてぇ

白くきれいな体とシーツを赤く染めて獣のように抱き合う

乱れまくるレイコに触発され、3時間はすぐに過ぎていった。

帰りにステーキハウスで失ったスタミナの補給をし

送り届けたのは22を過ぎていた。大丈夫なのか?


その後もう一度逢ったが

ダンナに気付かれたみたい

のメールを最後に連絡が取れなくなった。

本当なのか、新しいヒトを見つけたのかはわからない

わからないけど、それは
どうでもいいことだ。

他の大勢の女のコの同じように、

2人の人生がちょっとだけニアミスしただけのことだから。




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