kumohikaruの日記
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2002年08月18日(日) 夏がいく   ほたる

今年は、はぐれたほたるを ひとひかり 観ました。以前の記憶より



   木の葉の裏から
   ポット 微熱を含み
   丸く 広がってゆく

   小さな光が
   短い弧を描くように
   移動する

   みえたものは
   昨夜の螢か
   幻か
 
   ひとりで訪れても
   そこに光はない

   あまりに
   ありすぎても

   ほんの一握りの
   光があっても
 
   そして なくても

   たしかに 微熱は あったのだから


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