kumohikaruの日記
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2002年08月22日(木) 木々の哀しみは



刻々と白い形をふくらませたり
チューブから押し出されたように
のびて流れる雲

とどまらない未知との出会いと
淋しさは知っている

木々たちは 月も草花も動物も
人間も知っている

人間は ときに親しんでいたはずの
木々、森を
自分のものにしたと思いこむ

木々の哀しみは
月と動物と草花が
夜になると碧い涙の空に
想い出す

       
                     「私はだれの時代」


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