kumohikaruの日記
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久しぶりに温泉に入りました。
湯舟にある頭をのせるまるたの木を抱き込むように、足を浮かせてみました。
大きな湯舟とまるたの木とそこに浮かぶりんごたちが、ふわっと足だけではな
い、浮遊感を感じました。
そして、そこに掛かっている「島崎藤村」の「初恋」の詩をなんとはなく読
んで、「りんごをわれにあたえしは...」
かたわらでは、5歳くらいの女の子が、温泉の湧きあがる石の器のような中
のりんごを湯舟に放ったり、また元どおりにしたりしていました。
時間があれば、また、ゆっくり入ろう。
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