『今日の一言』
因幡うたぎ



 今年の夏、クーラーをいつから頻繁に使って良いやら悩む午後。

今日、我輩の部屋に、ニューフェイスが登場した。その名は、「ウィンドークーラー」……夏を乗り切る、強い見方だ(笑)。以前から、我輩は夏場の居住環境の悪さに閉口していた。昨年の夏は、扇風機と遠い今からの冷房の風ではあまり冷えない部屋の中、パソコンから放出される熱気が篭って、室温が上昇するありさまで、それなりに苦労していた記憶がある。パソコンちゃんの稼動環境として、あまり良くない環境…そして、窓を明けて風を通そうとすると、夏の虫が部屋の中に好き勝手に飛び込んできて、我輩を脅かす……という日常。……それとも、今日からおさらば?と言う事で、バンザイ三唱。バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ!!!……しかし、いざクーラーがついたとはいえ、7月も頭のこの時期から、ガンガンにクーラーをかけるのも、どうよ?とか思ったりして、なんだか気軽にスイッチが押せない。………おいおい、それで良いのか?自分…とか己に突っ込みをいれつつ、いつからこのクーラーなしではどうにもならない…と言う時期がくるのだろう?とか遠い目をしてみたりして。−−−っていうか、クーラー増えて、消費電力が増えて…ブレーカーが落ちたら……どうするんだろう?とか、心配事は尽きないのだった。
そして、取り付けをしていて、部屋にいられない時間を利用して、「琥珀〜1」のコピー再版本、20冊を作成する為、コピーをとりにいったりした。−−−これも一種の現実逃避?とか思いつつ、帰宅後、クーラーに試運転で冷えている部屋かん〜とかうはうはしていたら、窓からの自然な風でじめじめした部屋の中で父がPCをいじっていたのを見た瞬間、ガックリと肩を落した我輩……そうよね、まだクーラーは早いわよね……(T▼T)……まだ、暫くは扇風機で暑さをしのぐよりないようである。
結局、今日も原稿1行も書いてないぞ!どうするんだ!?我輩……リミットまで、あと20日………。

■今日はなんの日?■

1783年 浅間山大噴火。犠牲者3万5千人を超える
1893年 モーパッサン没
1957年 東京谷中の五重塔が放火で全焼
1972年 田中角栄が54歳で史上最年少で総理となる

=記念日=
●公認会計士の日
1948年(昭和23年)7月6日、第2次世界大戦後、アメリカの制度にならって「公認会計士法」が制定された。
このことを記念して日本公認会計士協会が1991年に制定した。
ちなみに現在、日本には約1万人の公認会計士がいる。


浅間山大噴火……これを習ったのは日本史だっただろうか?軽井沢にいったら、ほぼ観光コース的に立ち寄る場所の一つ、「鬼押し出し園」をつくりだした噴火がソレであったような気がする。あと、記憶の青写真の中に残っているのが、我輩が小学生位の時に、新たに浅間山の噴火の被害にあった方向にあった高台の神社の階段かなにかを発掘したら、当時逃げてきたと思われる人間の跡が見つかった…とか社まで辿り着けば助かったのに…憐れよな〜というような感じの、階段に倒れて黒焦げになっている遺体の白黒写真を思い出す。−−−ローマ時代のポンペイを襲った悲劇ほどではないが、この浅間山の噴火でも、多くの犠牲者が出ていると記録に残っている。そして、奇岩となって残ったマグマの流れた場所は、鬼押し出し園となっているわけである。……そういや、ポンペイも街が発掘されて、そこ観光出来る様になってたな。……十数年前には、九州の雲仙普賢岳の噴火があった。最近では、三宅島の噴火がある。富士山は休火山とはいえ、マグマは生きているわけで、周期的には、そろそろでは…とか噂された時期もあったりした。−−この間、旅の番組で雲仙が映った時、「被災家屋保存公園」というのが出来ていて、雲仙普賢岳の噴火の際の土石流が襲った小学校や、やねまで埋った家屋の掘り起こされさまが、そのまま、災害を忘れない為に保存され、公園として公開されているという。−−だから、なに?と言うわけではないが、大地震も大噴火も、どちらも自然災害の中では超ど級に恐ろしいものだ。我が身に降りかからない様、祈りつつ、被害者の方の冥福を心の中で祈ってみたりしたい。

2002年07月06日(土)
初日 最新 目次 HOME


My追加