『今日の一言』
因幡うたぎ



 そして、ゾンビ映画の余韻より・・・地酒によるセカンドインパクトにお悩みの午後

アセドアルデヒドによる、「二日酔い」ではないが、とりあえず昨夜のみ過ぎたことは認めるにヤブサカデハナク(←何故カタカナ/笑)……朝、目覚めると、喉がからからに干からびていた。−−−うふふ、こりゃ加水分解による脱水症状になる前に、水飲まなきゃvとヨロヨロ起きだし、お茶を胃袋に飲み下して、更にヨロヨロと布団へ戻ると……ああ何たること、とってもご気分がわるいんですのよ〜ワタクシ……な状態になったので、二度寝する(バカ)
午前中も終わりかける頃に、再び水分欲しさに布団からはいだし、「このままではいかん」と一念発起して、食事と採る。……ああ、いつもよりはマシだな。あんだけ日本酒飲んだのに。体調良かったんだなぁ、ワシ…とか、あまり救いにならないことを考えつつ、今現在塩分も欲しい筈だ…とがんばって塩気の聞いたものをモヒュモヒュ咀嚼したが、まぁ、いつものようにたらふく食べるには至らず、なんとか「腹が減った」と訴えていた、胃袋を宥める事に成功し、昨日とって置いたはずの「世界ふしぎ発見」を見ようと、何気なく流した視線の先で、タイマーが解除されたままの状態になっているビデオデッキを発見してしまい、内心かなり、「俺サマのバカ……」と落胆する。−−−気を取り直して、もう一台のデッキで録画しておいた、「グリーンマイル」を見る。−−−昨日見た、「バイオハザード」とは違い、これは怖くはない。筈。……だが、見てみると、これはこれで、かなり怖い内容だった。ホラーの怖さではない。人間という生き物の残酷さ残虐さを感じる作品だ。昔のアメリカの死刑囚だけを収監する刑務所の一角、その床は深緑色をしていて、いつからかそこは「グリーンマイル」と呼ばれるようになった。死刑囚が最期にあるく道という意味もあるその「グリーンマイル」に新しい死刑囚がやってきた。その男は少女二人を殺した殺人犯と言うことだったが、とても純粋な魂の持ち主で、奇蹟の力の持ち主だった。彼が触れた看守は病を直され、その奇蹟を目の当たりにし、更には、潰されたネズミを生き返らせると言う奇蹟まで起した。−−彼は、もう一つ奇蹟を起す。−−そして、彼は無実だった。だが、それを証明することは、出来ず、看守達は、涙を零しながら、彼を電気椅子にかけ、処刑する事になってしまうのだ……彼は、世界中で起こっている不幸な出来事を感じ、哀しみ、そして絶望していた。そして、とても疲れていた。だから、「終わりにしたい」と言って、逃亡を示唆する看守達の優しさに被りを振りつづけた。−−−悲しい話だ。そして、電気椅子というもので人を殺す、人間の怖さ…それを見つめる人の目。その電気を流す恐ろしい最期の瞬間を何度も描いた監督の意図が、胸に迫る。−−人の秘めた残虐性と、隣り合わせにある優しさ。あたたかな心。それらを引き立たせる囚人達の死の瞬間。……この映画を見ながら、恐ろしさと温かさで、胸が苦しくなった。−−こういう感動もあるのだな。色々言葉にならない感情を喚起させられて、それはそれとして、言葉にする必要はないのだろう。何かメッセージを受け取った、感じた、それは、つまり、この映画のすごさなのだろうから。
とりあえず、なんだか日記書いているうちに、また気分が悪くなって着たりして、そして、書く予定だったSSが全く書けなかったりして、うふふ、今日の予定は既に駄目ね。明日は仕事だし、誕生日当日にUP出来れば、拍手喝采vということで、許してもらいたいぁ…なんて、某女王に念を飛ばしてみようかな。

■今日は何の日?■

アイオン台風が関東、東北地方に上陸。死者行方不明2368人(1948年)
国鉄、中央線にシルバーシートを設置(1973年)

=記念日=
●敬老の日
1966年に「国民の祝日に関する法律」が改正され「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」祝日として敬老の日が制定された。この日は、723年、聖徳太子が四天王寺に、貧しい人や病人、孤児などを救済する悲田院(ひでんいん)を設立した日とされており、それにちなんだもの。


……これは、全く↑の内容とは関係ないのだが、9月10日ころから10月10日ころまでの約1カ月は、「秋霖(しゅうりん)」というらしい。梅雨の長雨と、秋の長雨、どっちもどっちと言う話である。夏の間押し上げられていた梅雨前線が、高気圧の低下とともに、再び日本列島へと下りてくる、すると秋雨前線となって我々を悩ませるのである。−−これに台風が近付くと、集中豪雨になるから、要注意なのだそうだ。いやだなぁ、雨は。どちらかというと、天高く馬肥ゆる秋的、秋晴れを望みたいんだが、ああ、最近天気不安定だよなぁ。めう。晴れろ晴れろ〜

2002年09月15日(日)
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