こないだの時間がとっても楽しかったので やっぱりまた逢いたくて。
木曜日の昼間、スカイメールでmasayaに聞いてみる。
明日の午後はダメですか?
ん?なんとかしてみようか?夜に返事する。
午後11時を過ぎても、まだオンラインにならない。 遅いのかなぁ。 お風呂に入って、上がって来て繋ぐとメッセンジャーに彼の名前。
まいど。
はい。こんばんわ。
はぁ。疲れた。
ん?疲れた?大丈夫?寝る?
ん?大丈夫だよ。 明日の夜から出かけるし、午後は予定があるし それだったら、昼で帰ろうと思って、頑張ってた。
うんうん。
これで、こなかったら泣くぞ。
うん。行く。
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金曜日。 約束は午後3時すぎ。
午後3時に家を出る。 今日の『メインイベント』の梨を二つ持って。 彼も3時過ぎには、仕事場を出るはず。
駐車場に着いても、masayaの車はまだ帰ってない。 途中、『こんでる』とメールが来たから、遅くなるのかな?
5分程で、彼が帰って来た。 一緒に、彼の部屋まで、テクテクと歩く。
梨持って来たよぉ。
おお。梨だぁ!
涼しくなったけど、てくてくと歩くと 部屋に着いた頃にはうっすらと汗ばむ。 ちょっと、煙草を吸って落ち着くと彼はあたしを抱き締める。
汗かいてるよ。
歩いたからね。
いっぱいのキス。 いっぱいのぎゅー。 うううん、気持ち良いねぇ。
ああ、そうだ。梨。
うん。梨ね。
梨むくね。
台所に立って、あたしは梨をむく。 皮を剥いて8等分にして、それを2個分。 masayaがガラスの器を出してくれた。
青い部屋の畳の上に、ガラスの容器に盛られた梨。
本日のメインイベントだよぉ。
をを。梨だぁーっ。
うん。梨だねぇ。おいしい。
うんうん。
おいしいねぇ。
おいしいかどうかというより、をを梨だぁ!って感じだな。
2個分の梨を全部平らげる。 あぐらを書いて座るmasayaにもたれ掛かって あたしもいくつか梨を食べた。 食べ終わるとまたたくさんの抱擁が始まる。
あたしたちは、いったい何回のキスをするんだろう。 唇が離れている時間の方が、もしかしたら少ないのかも。
抱き締められてキスをして、たまに顔を見て、ふふふって笑って そうして、またキスをして、抱き締められて。
かぅひぃかもぉーん。
あいあい。入れて来ましょうか?
はい。御願いします。
そう言いながら、またキスが始まって、 masayaは中々立ち上がらない。 いっぱいキスで挨拶してから、珈琲を入れに行く。 ちょっとおまけに、あたしの胸にもキスの挨拶をして。
今日はあたらしい珈琲豆。 グァテマラ?だっけ。忘れた。 熱い珈琲は苦手なので、少しの間さましておく。
帰って来るとまたキスキスキス。 本当にあたしたちは、話すより、何よりキスの時間が長い。 一緒にゴロゴロするのは、嬉しくて楽しい。
でもねぇ、そんなにしたら、シタくなるよぉ。
いぢめてるわけではないよ。
いぢめてるぢゃない。
だってシタクなっても出来ないもの。
うーん、そうだねぇ。
でもまた抱き合ってるとシタクなる。 とうとう誘惑に負けてしまって、しちゃおうか?って。
だって、あたしまだ4日目だもん。スプラッタになるよぉ。
うーん、俺は出かけると言うのに血のついたシーツを洗わなければいけないのか?
じゃぁね、我慢しないで。すぐにイッテ。5分。
5分かぁ。10分は?
10分もしたら血まみれになるよぉ。
そんな事をいいながら、あたしと彼はシテしまった。 血が嫌いだと言うmasayaと、 生理中のセックスが嫌いなあたしと、 だから、生理中はしないでおこうねって、こないだ言ってたのに。 でも、一緒にゴロゴロしてたら、すっごくしたくなってきて、 シタイ欲求にはやっぱり勝てない。
いつもより、短いセックス。 前戯はもうたっぷりしていただいてるので。 少しだけ彼のものを唇で愛撫して、 今日はあたしが彼の上になることにした。
入ってくる瞬間がすごいの。 ゆっくりゆっくり。 快感に気が遠くなりそう。 あたしが、彼が感じるように、あたしは動く。
ねぇ。中でイッテね。
短い時間だけど、あたしは、何度かイッテ。 彼も最後はあたしの中でイッテ。
ああ、、、、。彼の上に倒れ込んで、少しだけ余韻に浸る。
トイレに行くと、あたしの中から、【イチゴミルク】
ねぇ。やっちゃったねぇ。
うん、やっちゃったねぇ。
短い時間だったけどねぇ。
短い時間だったけどねぇ。
でもねぇ、シタカッタから。
俺もシタカッタから。
でもねぇ、 いつもの方がいいね。ねぇ、終わったら、ちゃんとしようね。
そうだね。ちゃぁんとしよう。 プルプルと震えないと、楽しくないなぁ。
でも、これはこれで良かったよね。
あ。今日の『メインイベント』は梨2個だったのに! いつの間にか、メインがすり変わったような、 そんな感じ。
相変わらず、ゴロゴロしてるあたし達だけど、 やっぱりもう帰らないと。 服を着て、化粧を直す前に、ちょっと彼に言う。
ねぇ、もう口紅つけちゃうよ。
口紅をつける前にもういちどいっぱいキスをした。
来週はあえるかなぁ。
どうかなぁ。
午前中だけなんだけどね。
うむ。時間作る。
きゅぅっん。嬉しい。 早く来週にならないかなぁ、、、、。
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