2001年09月08日(土) |
土曜日/今日の分のキス |
金曜日の夜、昼間の疲れからか、あたしは知らず知らず眠っていた。
気付くともう日付けは変わって土曜日。 携帯にmasayaからのメールがあった。
そろそろ終わる。
急いでPCを立ち上げてネットに接続するが、メッセンジャーに彼の姿はない。 少し落胆して、あたしは携帯メールを入れる。
すぐにレスが帰って来るが、仕事場で飲んでいるらしくて PCのある部屋にはいないらしい。
あたしは、他の友達とメッセンジャーで話ながら 彼と携帯メールのやりとりをする。
キスしたひねぇ。
うむ。したひねぇ。
昨日あんなにしたのにねぇ。
足りないです。
はい。足りないです。
ぢゃぁ、帰りにキスしに来てくださひ。
いいよ。
今日の分のキス。 あたしは彼が来るのを待つ。 キスする為にmasayaは来てくれる。 キスする為にあたしは彼を待つ。
masayaが到着したので、あたしは急いで外に出る。 コンビニでお酒とジュースを買って、 そのまま、彼の車の中で少し話をする。 車が来ないのを見計らって、軽いキスをする。 でも、ここじゃあ、明るすぎるね。
少し暗いところに、車を移動して、 今度はちゃんとキスしてもらう。
今日の分だねぇ。
そうだねぇ。
シートを倒して、何度もキスしながらこういうのもいいなと少し思う。 たくさんのキス。たくさんの抱擁。 なんて、嬉しいんだろう。 なんて、楽しいんだろう。
キスしに来てくれてありがとう。
俺もしたかったから、来てしまひました。
家の前まで送ってもらって、もう一度さよならのキスをする。 うーん。こういうのって、楽しくて良いです。 土曜日午前4時。今日の分のキス。いっぱい。 � --------------------------------------------
土曜日午後/来てしまひました。
午前4時に寝て、起きたのは、午前8時半。
masayaにメールを入れるが、当然起きてるわけがない。 何通か入れてもレスはないし。
正午を過ぎた頃に、メール着信。
おはやう。
今まで寝てたらしい。 何通かやりとりをして、また途絶える。
午後2時半を回って、あたしは出かける用事が出来た。 用事を済ませて、時計を見ると3時。 このまま行ってみよう。 ふと、そう思う。
何してるの?
すいません、また寝てました。
んじゃぁ、今から行く。かぅひぃ入れといて。
それは湯をわかせと言う事ですね?
はひ。
部屋に着いてノックをするけど、返事がない。 と、携帯が鳴る。
風呂はいってる。開いてるから入って。
青い部屋の畳に座り、masayaが上がって来るのを待つ。 彼は自分でも言ってるが、ドラえもんの静香ちゃんなみに風呂が好きらしい。 ほんのり桃色。
来てしまひました。
はい。来てしまったね。
逢いたかったので。今日の分が足りなかったので。 それに、明日の分のキスも。
かぅひぃかもーん。と入れて貰って あたしはかぅひぃを飲んで、masayaはコーラを飲む。
合間にキス。 しばらくして落ち着いて、ベッドでごろごろする。
買い物も行くからすぐに帰るよ。
ん。さうか。
そーです。
と、言いつつ、キスと抱擁であたしは抑える事が出来なくなる。
ねぇ、ちょっとだけ。
ん?ちょっとだけ?
そう。あたしはイクから。
そんな事をすると、夜のちゃっとで人でなし扱いになるぞ。
うーん、それはヤです。ぢゃぁ、すぐに終わって下さひ。
はひ、努力しませう。
笑いながらそんな会話をして 慌ただしく抱き合う。短い時間のセックス。
時間が短くても、あたしはすぐにイク。 躯が馴染んでいる。 はじめて逢ってから一月。何度抱き合ったんだろう。 そんな事を、頭の隅で考えながら あたしは彼を感じる。
慌ただしく抱き合って、帰る用意をして、 駐車場まで送ってもらって、さよならのキス。 近くのスーパーまでの道を先導してもらった。
夜のチャットで、彼と話す。
足りないねぇ。
うん。足りないねぇ。
もっと、ゆっくりしたひねぇ。
そうだねぇ。
ねぇ、明日何してるの?
ん?未定。
あたしねぇ、3時過ぎくらいから空くの。
んじゃぁ、空けておく。晩飯食おうか?
うんうん。
明日の日曜日。 思いがけず、約束が出来た。 うーん、幸せだぁ。
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