優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2001年09月12日(水) 水曜日/遠足

水曜日は[遠足]
月曜日に、あたしの都合でキャンセルになったお出かけ。
ふたりが気になる、レトロなラブホテル。
前から一度行こうって言ってて。やっとこの日が来た。

火曜の深夜のチャットで詳細を決める。
masayaはウキウキしてる。もちろんあたしもそう。

8時頃に集合って事で。
了解。朝メール入れる。

朝起きるともう携帯にメールが入ってる。意気込みが伝わってくるやうです。
近くのコンビニまで迎えに来てもらう。

おはやう。
おはやう。

出勤ラッシュの時間と重なって、道路は渋滞。
到着まで1時間くらいはかかるのかもしれない。
masayaは渋滞をじっとしてるのが嫌いなので、
あたしの知らない道路を走る。
でも、なぁんとなく遠回りしてるような気もするのだけど。

彼は終始御機嫌で、あたしも御機嫌で、
時たま赤信号でキスをして、手を繋いだり撫でたりして。
そんなことをしてると1時間なんてすぐ。

目的地について一通りホテル街を探検する。
一応、これがメインだから。
目指すは【御殿】。ああっ、外観はほんとに御殿だ!

サービスタイムなので、食料を買い込んで少しばかりのお酒を買い込んで
あたしたちは部屋に入る。

ああ、思ったより綺麗だあ。広いねぇ。

畳だぁねぇ。

畳に座布団。
座ってしまうとなんだかほっとした感じになる。

いいねぇ。
うーん、いいねぇ。マターリしそうだぁ。

部屋には石灯籠。壁は石壁。
お金がかかってそうに見える。昔は最高級のラブホテルやったんかなぁ。
そんなことを言いながら、ふたりでデジカメでパシャパシャと画像を撮る。
masayaは嬉しそうだ。子供みたいにはしゃいでる。

ねぇ、お風呂入る?
いいねぇ。

バスバブルでお風呂に泡が立つ。
一緒に浸かって、抱き合ってキスをする。
向かい合って抱き着くと、あたしの背中がお湯から出る。
寒くないようにmasayaは時折お湯をかけてくれる。
背中を撫でる手が優しくて、ほっとする。
しばらく、お湯とmasayaとあたしは戯れる。

お風呂から上がって、ベッドに行く。
少し飲んで、煙草を吸って。

煙草を吸うあたしにmasayaは悪戯する。
壁にもたれて座るあたしの太股を撫でる、触る、
唇が太股から徐々に上に上がって来る。
舌の動きに、身体がびくっと反応する。

まだ、煙草吸ってるのに、、、。

俺はこっちのがいいんで。

敏感な部分でmasayaの舌が跳ねる。
堪え切れなくて、あたしは声を出す。

・・・は、あぁ。

溜息のような、吐息のような、そんな声が自然に出る。

煙草を吸い終わって、あたしは彼に身をまかせる。
相変わらずキスが好きだ。
いつまでも何時間でも、キスをしていたいと思う。

ホテルという場所だからだろうか、いつもと違う感じがする。
masayaにしては珍しく、2度目はバックから。
少し無理矢理のようで、でも、あたしはとても感じて。
やっぱり何度もイク。

だらだらと、キスして抱き合って繋がって。
そんな怠惰な幸せな時間を【御殿】で過ごした。
楽しかったぁ。ほんとに。

帰りに欲しかった抱き枕を近所のディスカウントストアで買って、
渋滞の中を帰る。
途中まで来たところで、あたしは両手の指を見てふと気付く。

指輪、、、忘れた。

取りに行こうか?

はい。御願いします、、、。


せっかくだいぶ帰って来たのに、またUターン。
幸い、指輪はまだ部屋に残っていたので、良かった。
引き返した事で思いがけずのドライブ。
赤信号毎にキスをして、また1時間程かけて送って貰った。

自宅前。
様子を伺って、あたしは車から降りる。
人さし指で、あたしの唇から、masayaの唇へさよならのキスをした。
ほんとは、ちゃんとしたいのにね。
今は出来ない。

ねぇ。御殿は楽しかったねぇ。
また連れて行ってくれるかなぁ、、、。
ちゃっかりmasayaはメンバーズカードを貰ってたし。






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