火曜日の夜、スカイメールのレスもなく メッセにも上がって来ない。
明日どうするんだろう?
そう思いながら眠くて寝てしまった。 あたしは生理前は異様に眠い人なのです。
水曜日朝、メールを入れる。 しばらくしてレスが帰って来る。
おはやう。今起きた。
あい。おはやう。
少しだけやりとりをして、あたしは朝のシャワーを浴びて もう出れるよと、メールを入れる。
ほなイク。
masayaからそうレスが来た。 近くまで迎えに来てもらって、どこに行くか相談する。
今日どうするの?
ん?テキトーに。
テキトーなのか。
あい。テキトーでふ。
彼は今日は仕事を休んだらしい。 なので、時間はわりとある。あたしは夕方までに帰らなきゃならない。
結局前回探検したラブホテルに2度目の探検に行く事にして 渋滞を少し過ぎた道路を通って、1時間程で、到着。
お腹が空いたなぁ。
どっか寄る?コンビニでも良いし。どっか店に入ってもいいよ。
コンビニに寄って、買い物をする。 ふと見ると路肩に止めてる彼の車から水が洩れてる。 それに気付いてmasayaが車に近付いてボンネットを開ける。 あたしは雑誌がおいてある場所から、それをぼーっと眺める。
あ。masayaって結構かっこいいぢゃんかぁ。
と、今さらながらに気付いたりもする。 身長も高いし、実は肩幅もあったりする。 一緒に歩くあたしはすっごいチビに見えるんだろーなーとか、ちらっと考える。
【御殿】の目当てのゴージャスな部屋は空いてなくて、 今回は洋室。404号室。 部屋に入るといきなり赤い洗面台。笑える。 やはり無駄に広い部屋。 masayaとあたしは1時間程、デジカメで部屋の画像を撮ったり 動画を撮ったりして遊ぶ。
落ち着かない部屋だなぁ。
コンビニの焼きうどんを食べながら彼がそういう。 確かに広いけど、妙に趣味が悪くて。落ち着かない。 浴室には変なスペースがある。 これでマットでもあれば、もっと楽しめるんだろうけど それもないしね。なんなんだろうね?
向かい合わせでお風呂に入って、キスをする。 たまぁに首筋とか胸とかにもちょっかいが入る。 でも、masayaは風呂好きなので、純粋に風呂を楽しんでるようだ。
上がってから、あたしはベッドで煙草を吸う。
ゆうちゃんは煙草でも吸っててくれ。俺は乳でも吸っておくよ。
あい。だうぞ。
いっつもそんな感じ。 煙草を吸い終わるとキスが始まる。 長い前戯のはじまり。
masayaはキスするのが好きだ。 あたしももちろんキスするのが好き。 だから、延々とキスが続く。 でもいつもあたしの方が先に我慢出来なくなる。
相変わらず、彼とのセックスは感じる。 何度かイッて、あたしは休憩しよって彼に提案する。
いいよ。
だらだらごろごろと時間が過ぎる。
あ。そうだ。
と、あたしは思い付いて洗面所に行く。 マウスウォッシュでくちゅくちゅしてから、ベッドに戻って 彼の物をくわえてみた。
ねぇ。どう?
ん?何が?
うーんと、マウスウォッシュしたあとに口ですると気持ち良ひと聞いたので、やってみました。
あんまり変わらないなぁ。
なぁんだそっか。
そう言って笑う。つまんないの。
ん?でも。
でも何?
涼しい。笑。
そう言いながら彼はあたしの中に入って来る。 ん、あっ。 あたしが感じはじめると、彼はすっと抜いて、あたしの敏感な部分に息をふきかけた。
ふぅぅ。
あっ。涼しいっ!笑。
何を遊んでるのだろう。あたしたちって。 でもそんなバカな事で笑えるのはおもしろい。 ていうか、ムードとかなひのよね。
でもねぇ、すごく感じる。
たくさんイッて、一度目が終わって、彼はうつらうつらとし始める。 あたしはケーブルテレビのAVなどをぼぉっと見ながら しばらく休憩する。
masayaくぅん。
ん?何?
呼んでみた。別に何も。
では戻ります。
そう言って、またうつらうつらとし始める。 たまぁにキスして、こういう時間は結構好き。
帰る前にもう一度、少し慌ただしく抱き合って あたし達は帰り支度をして、ホテルを出る。 出る前に部屋のパネルを見て、部屋を品定めして、 次回はやっぱりあの『ゴージャス』な変な部屋がいいなぁって ちょっと思った。
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