連休明け。 朝、メールを送る。 レスがない。
その後何度かメールを送る。
やっぱりレスがない。
あたしはこういうのに弱い。 悪い方へ悪い方へと思考が働く。 どうして返事くれないんだろう? もうダメなのかなぁ? もう嫌い?
どんどん自分で追い詰めるタイプ。 ああ、自分でもやんなっちゃう。
夜になってもレスがなくて。 チャットであたしは他の人に甘えてみる。 いつもそうだ。あたしは。
masayaと出会ったサイトをうろついてみる。 暇にまかせて募集メッセージを読んでみる。
と、そこに、 別れた彼をみつけた。 余計に落ち込む。
なんなんだろう。彼は。 あれだけ大きな事を言って、あたしを捨てたのに。 怒りにも似た気持ちがふと沸き起こる。
いつものチャットをしてると携帯にメール着信。
今から帰る。
masayaだ。 落ち込んでた気持ちが少しだけ軽くなる。 今まで仕事してたんだ、なのに勝手に凹んでるあたしって。 また、自己嫌悪。
帰ったらもう寝る?
いや、風呂に入るから。
あたしも入りたい。一緒に。
いいねぇ。
後で顔見にってもいい?
そんなやり取りをしてるとmasayaはもう家についたらしく メッセンジャーが立ち上がる。
来るんなら。ケントひと箱プリーズ。
ライト?
すーぱーらいと。
すーぱーらいと。ね。
風呂入ってもいい?
お好きに。適温は15分後だ。
疲れてるなら行かないけど。
ん?どちらでも。
彼はおいでって言わない。いっつもそうだなぁ。 どっちでも。いっつもそうだなぁ。 ちと、淋しいけど、でも行く。
雨の中、深夜1時半過ぎ、彼の家まで行く。 深夜の道路は空いているので、15分もかからない。 車を止めて部屋に入ると、masayaはお風呂に入ってた。
覗いてみると、ちっさなお風呂場で、ちっさい浴槽。 そこにちんと、体育座りで浸かってる。 思わず笑いが出る。
かわいー。
ああ、覗かれてしまった。しくしく。
ねぇねぇ。あたしも入ってもいい?
御自由に。
ということで、あたしは脱いでしまって、お風呂場に乱入。 すっごく小さい浴槽はひとりでいっぱい。 入れ代わりに彼が髭を剃る。 あたしはこんなに小さいお風呂がはじめてなので、 珍しくて、楽しくて。 浸かりながらmasayaが髭を剃るのを見てた。
もう一度、彼が浸かると言うので少しスペースをあけてみる。 masayaの上に背中を向けて座ってみる。
うーん。狭い。
なんか、間違ってないか?
ん?そっか?
今度は向かい合って、跨がって見る。
こう?
うーん。なぁんか違うやうな気がするぞ。
そうやって、ちっさいお風呂で少し遊んで 上がるともう寒い。
初めてこの=青い部屋=に来た時は、真夏だったな。 とふと思い出したりする。
masayaはビールを飲んで、あたしは買って来たジュースを飲んで、 煙草を吸って、だらだらとする。
ベッドに引っ張り上げたりしてみやう。
そう言ってベッドにひっぱりあげられる。 裸で、抱き合うとあったかい。 たくさんキスして、抱き締めて貰って。 淋しかったのよ。あたし。 だってレスくれないんだもん。
masayaはいつまでもキスを愛撫を繰り返す。 左の肩から首筋にかけて。 キスされると、撫でられると、すごく感じる。 身体に鳥肌が立つ。 我慢出来なくて、あたしの身体は自然に逃げる。
右の肩を軽く噛まれる。
あっ。
思わず声が出る。 前から言おうと思って言えなかった事。
噛んで欲しい。
どれくらいの間そうしてたんだろう。 あたしは、我慢出来なくて 寝ている彼の上になる。
シタイノ
ゴジユウニ
シタクナイノ?
ドチラデモ
イヂワル
上になって、動く。 少しいつもと違う。 気持ちイイのだけど、ちょっとだけ当たる所が違うみたい。 生理後で敏感になってて、痛い時もある。 だから、思うように動けない。
masayaが上になる。 腰を高くして、一番奥まで届くように突かれて 泣きそうになるくらい感じる。 ほとんど動かないのに。
一番奥の一点。 そこに当たるの。 ただ当たっているだけで、すごく感じるの。 ああっ。
そのままの体位で何度かイッて 彼の最後の痙攣を感じる。
あ、すごい。 なんて気持ちいいんだろう。
終わった後に、身支度をして服を着る。
あ、今日そんなの着て来たんだ。
え?知らなかった?
だって、いきなり裸で風呂だろ。
あ。そだよねぇ。いきなりお邪魔しますって風呂はねぇ。
そうやって、少し笑って 雨の中、駐車場まで送ってもらった。
気をつけて。
ありがとう。
家に帰ると、午前4時。 昨日は放置されたけどね、逢えて良かったです。 睡眠時間減らしちゃって、ごめんなさい。です。
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