水曜日の夜のチャットの途中、masayaに呼び出しがかかった。 徹夜になるかもしれないと言う。
気をつけてね。
木曜朝。携帯にメールを入れるがレスはない。 昼頃まで待ってみるが、結局まだレスがない。 ああ、寝てるんだろうなとそう思う。
あたしはアタマの中で少し考える。
顔、見に行こうかなぁ。
そう思ったとたんに、もうあたしは車のキーを握っていた。 相変わらず後先考えずに行動してしまう。
車を運転していると、やっと彼からメールの着信。
おはやう。
あたしは折り返しでmasayaに電話を入れる。 寝ぼけた声。
もう行くの?
うーん。復活したら行く。
じゃぁ、行くから。あと10分。
・・・。
顔見に行くだけだから!
じゃぁ、ポカリなど買って来てくださひ。
頼まれたポカリスウェットをコンビニで調達して あたしは彼の部屋に行く。 玄関の鍵は開けておいてもらった。
そぉっと中に入ると、布団の中で丸くなって眠るmasaya。 起こさないように、部屋の端に座って、あたしはコーラを飲む。
おはやう。
あ。おはよう。
買って来たポカリをぐびぐびと飲んで、彼はまた眠りに入る。 子供のような寝顔は見てるだけでジタバタしてしまうくらい可愛い。 スカートを脱いで、Tシャツだけになって、あたしは布団に潜り込む。
ああ、冷たいのが入って来たよぉ。
そう言いながら抱き締めてくれる。 でも、すぐに寝息。 寝てはいるが、手はたまに悪戯をする。
軽くキスをして、masayaに抱き着いているうちに あたしはどうしてもしたくなって、 また襲ってしまいました。
masayaの身体は反応してるのに、 でも寝てる。笑。 あたしは勝手に彼の上で動いて勝手に果てる。
でもね、つまんない。
だって寝てるんだもん。 だってちゃんとキスもしないんだもん。 だってちゃんと抱き締めてくれないんだもん。
身体は満足しましたが、精神的にはぜんぜん満足しませんでした。
そんなことをしているうちに あたしはもう帰る時間だ。 相変わらずぐーぐー寝るmasayaに帰るねと告げて あたしは彼の部屋を出る。
帰りの車の中で、ちょっと反省。 またやっちゃった・・・。 嫌いって言われたらどうしよう。
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