優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2001年12月06日(木) 木曜日/マクドナルド

午前中、masayaとスカイメールのやりとりをする。
masayaは金曜日にお休みを取るので、昨日もほとんど徹夜みたい。
あたしは相変わらずネットに繋ぎながら
彼にレスを返す。

もう少ししたら帰ろうかなぁ。家で寝る。

ん?帰るの?では、元気ならお茶にでも誘ってくださひ。

もう少し先だが。

じゃ、出れそうになったらメール入れて。


友達とチャットをしながら、だらだらと過ごす。
あたしは寒いのがとても苦手なので、冬になるとほとんど外に出ない。家の陽の差し込む和室で、ひとりで遊ぶのが楽しい。
チャットをしていると、masayaからメールが入った。


もうすぐ出れるよ。

じゃぁ、マクドナルドで。

PCの電源を落としてあたしは出かける。
チャットをしながらでかける用意も済ましてしまった。
あとは車に乗るだけ。

待ち合わせのマクドナルドまでは15分かからない。
後少しと言うところで、彼からメールが入る。

『着いた。』

5分後、マクドナルドの駐車場に車を入れると
masayaはまだ車の中にいた。
彼の車の横にあたしの車を駐車する。
バックで駐車して、降りて行くとmasayaが言う。


相変わらずブレーキランプ切れてるよね。

だって、自分で換えれないんだもん。なんかドライバーとかいるでしょ?

そんなはずないよ。

そう言いながら、masayaはあたしのブレーキランプを確認する。


ほら、ここから換えれる。

あ、ほんとだぁ。予備、持ってる持ってる。

教えてもらいながら自分で換えようとしたけどうまくいかない。
ジタバタしながらやっていると、見兼ねてmasayaがやってくれた。

ブレーキを踏んで確認してみると、
あ、ちゃんと着いてるぅ。ありがとぉ。


一仕事終えて、店内に入る。
彼はもう昼食は取ったと言っていたので、あたしだけかぁと思ってると
俺も食べようかなぁって。なんだ食べるんぢゃん!

クラブマックとマックピタとコーラとスプライトと、キャラメルプリン。
あたしはマックピタを食べる。

うーん。なんかねぇ、とってもナムルだよ。

そう言って、masayaに味見をしてもらう。

うーん。ほんとだなぁ。マクドナルドで作ったと思えない程ナムルだ。
masayaのクラブマックを少し齧る。

あ、なんか辛い。これ辛いねぇ。

適当にお互いの食べてるのを味見しながら、コーラとスプライトをちゅぅちゅぅストローで飲んだりして、結構たのしい。
キャラメルプリンはマロンソースだけどキャラメルの味もしないしね。


チキンタツタとフィレオフィッシュのカロリーの違いや
牛乳よりコーンポタージュのがカロリーが低いとか
そんな話をしながら、食べ終えてしまった。

煙草を吸いながら、脚をくっつけてみる。
今日は横に座ってるので、結構遊べて楽しい。
何本か煙草を吸って、そろそろだねと席を立った。

店を出ると寒い。寒い寒いぃといいながら車まで。


これからの予定は?

とmasayaがあたしに聞く。


特になにもないです。

では、乗せてしまおう。

ぢゃぁ、乗ってしまおう。


ここからmasayaの家まではすぐだ。ほんの5分程。
あたしの車はそのまま置いて、彼の車で、5分で駐車場。
寒い寒いといいつつ、また少し歩く。
駐車場から= 青い部屋 =までは遠いのが難点。
だって夏は暑いし、冬は寒いんだもの。

部屋に入ると、今日は素晴らしく散らかっていた。
英文の書類がいっぱい。あたしには何がなんだかわかんない。
ベッドに腰掛けて、masayaが書類を確認しながら片付けるのを
しばしの間待つ。パタパタと彼が片付けに動き回って、やっと少しスペースが出来た。

ふぅっと一服。あたしも1本煙草を吸う。
masayaは2本目を吸おうとして、ふとやめてみたり。


どしたの?

いや、昨日から吸いすぎてるから。

なぁんだ。キスしたいからぢゃないのね。

でも、そのまま抱き締めてくれた。キス。

きゅぅ。あったかいですぅ。外寒かったし。



寒いので布団の中に入って戯れる。

ああ。ダメだぁ。ジーンズがぁ。ヤだ。といいつつ、彼は脱いでしまう。

ねぇねぇ、眠いんでしょう。寝ちゃわない?

大丈夫だよぉ。

寝る前に送ってよねぇ。

あい。


抱き合ってキスして、キスして抱き合って。
もどかしくて、はがゆくて。


だって、あたしまだちゃんと終わってないんだもの。
起動させないで。

そか。起動しなひのか?

いや、そういうわけでは。

でも脱がしてしまおう。

え?脱がしてしまふの?

あい。勝手に好きにしてみる。


相変わらずのバカなやりとり。
部屋は寒いけれど、ベッドの中は暖かくて。
masayaの身体も暖かくて。
抱き締めてキスしてくれるだけで、ぜんぜんいいんだけど、いいんだけど…。


ねぇ。もどかしいね。

あい。したひです。

でも。

…してしまおうかぁ?

うーんとぉ。…あい。そですね。


とっても長い間延々とキスを繰り返して
その上に、脱がされて好きにされてたので、あたしはすぐに受け入れる事ができる。

抱かれながら、貫かれながら、感じながら
キスで唇を塞がれるのが好き。
気持ちいいよと言われるのが好き。
どうしたのって、聞かないで。答えられないじゃない。
知ってる癖に。いじわる。
そう思いながら、あたしは口にする。


気持ちいいの…すごく、感じるの…。

いつもなら、まだちゃんと終わってない時は早くイッテと御願いするのに
今回はピルを飲みはじめてるからか、生理がとても軽かった。
だから、いつもみたいに、あたしは御願いしなかった。
それよりも、久しぶりに抱かれる快感の方が強くて
もっと感じていたいと思う。

壁の薄い青い部屋には
あたしの抑え切れない声が響いている。
もちろん、隣り近所にも聞こえてることだろう。
声をあげる度に唇が塞がれる。

masayaがあたしの中でイッタ後、
あたしはしばらくの間、そのまま抱き締めてもらう。
キスして、抱き締めたままでいてとそう思う。
余韻や下肢の震えや膣の収縮やmasayaの身体の重みや、
いろんなものを一身に感じたいと思うから。

だから、ね、もすこし、このままでいて。



明日だいじょぶ?

うむ。大丈夫だよ。

じゃあ、朝メール入れて。


そんなことを言いながら、待ち合わせたマクドナルドまで送ってもらった。
雨が降って来て、慌てて降りたので、さよならのキスを忘れてしまったのは少し残念。


途中まで同じ道。信号待ち2車線でちょうど車が隣り合わせになった。
masayaは左折、あたしは右折。
信号が青に変わって彼の車を見ると、手をあげるmasayaが見えた。
うーん。なんかちょっと、そういうのって嬉しいよ。

明日はひさしぶりに長い時間一緒。






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