金曜日の夜から、ネットの友達がうちに遊びに来てた。 土曜日には、他の子も来るというので、masayaに言ってみる。 小さなオフ会。
ねぇ、土曜日時間とれる?お茶に行かない?
ん?良いよ。
夕方待ち合わせる。 泊まっているお友達と 途中から合流したふたりと、あたしの4人。 女ばかりの中にmasayaがひとり。
4人でお茶をしてるところに、少し遅れてmasayaが到着した。
こんにちわ。
人見知りはしないのか、普通に話してくれるので助かる。 それに、masayaはとても人当たりが良い。 自然に女4人の会話に入ってくれる。 少しの間、お茶をして、そのうちのひとりが 近所のお友達のおうちに行くというので、 彼に送って行ってもらう事にした。
あたしが送るつもりだったのだが、場所がいまいちわからない。
ねぇ、送ってあげて。
うん。良いよ。
たまには若い子乗せるのもいいでしょ?気を使ってみた。
そうか。笑。
一旦そこで、解散して、 午後7時過ぎから、カラオケに行く予定。
masayaくん、どうする?
おうちでお仕事します。
そか。
ん?行ってもいいが。
ほんとぉ?ぢゃぁ来て♪
1時間だけ、お友達がバイトしてるというカラオケ屋に行くが あいにく、その子がみつからない。 適当に歌って、適当に飲んで、なんとなく楽しい時間。
あたしは、そこでmasayaの歌をはじめて聞いた。 普段話す声とは、全然トーンが違う。 話す声より高くて、アイドル声みたいだ。 へぇ、そんな声で歌うんだぁ。 駐車場まで手を繋いで歩く。 2台で来てたので、そこでお別れ。 あたしはお友達を駅まで送るから。
お友達とmasayaがお別れの挨拶をして ちょっとの隙にあたしはmasayaとキスをして、 そこで別れた。
駅までは思いのほか早くついて、でも新幹線の時間が迫っていて、 お友達とは別れを惜しむ時間もなくて、 バタバタと車から二人が降りてくと、急に少し淋しくなった。
何度かmasayaとメールのやりとりをして あたしは彼に送信する。
もう帰った?
忘れ物を取りに仕事場に。
ちゃんとキスしたひです。 駐車場まで行くから、ちゃんとシテ。
そのまま、駐車場まで車を飛ばして、着いてすぐにあたしの携帯が鳴った。
どうすればいい?
今どこ?
今から車に乗るとこ。
駐車場。
もう着いてるのか?
うん。
缶コーヒーを飲みながら、暫く待ってるとmasayaの車が着いた。 車を降りて、あたしの車の後部座席に乗り込む。 あたしも後ろに移動する。
キス。たくさん。 抱き締めてもらって、ちょっとほっとした。
楽しかったけど、疲れました。
あい。お疲れさま。
ありがとう。付き合ってくれて。
いへいへ。どういたしまして。
そんな事を話ながら、masayaの手はあたしの胸をまさぐっている。
ダメだよ。
ん?起動させちゃだめか?
起動してお預けなのね?
そうだよ。
短い時間でたくさんのキスをして、 オフに来てくれた事をすっごく感謝して 最後にもう一度キスして抱き締められて、 あたしはさよならを言って、車を出した。
今日はほんとに感謝の1日。ありがとう。
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