朝起きて、あたしはmasayaに電話を入れる。 前日に行くかもしれないと伝えていたから。
呼び出し音が何度か鳴る。きっとまだ寝てるだろう。
ふぁい。もしもし。
寝てた?
あい。
何かいりますか?
いへ。別に。
ぢゃぁ行きます。
あい。だうぞ。
起こさないように、そうっと部屋に入る。 一番奥の青い部屋は、カーテンを引いているので、暗い。 masayaはベッドで布団にくるまって、顔だけこちらを向けて手をあげた。
おはやう。
あい。おはやう。
上着を脱いで適当に畳の上に置いて、 あたしはベッドに潜り込む。 最近仕事が忙しく、ほとんど眠ってない生活が続いているので masayaはすぐに寝息を立てはじめる。
腕枕で、彼に抱き着いて、あたしは少しほっとする。 眠くてうにゃうにゃしてるmasayaにキスをしてみる。
うーん。やる気ないのね。
彼の手はたまぁにあたしの胸を触ったり、お尻を触ったりと 小さな悪戯をしているが、今一番したい事は眠る事なんだろう。
うーん。ま、いいや。こうしてゴロゴロ抱き締められてるだけでも。 でもねぇ、シタクなるよね。
ねぇねぇ。masayaくん。シタヒです。 でもねぇ、乗ったりはしなひです。おそわないもん。約束したから。
さうかぁ。ぢゃぁ、少しだけ襲ってみやうかなぁ。
あたしはmasayaとのセックスが好きだ。 時間が短くても、長い時間のまったりとしたセックスでも 必ずあたしはイク。快感の余韻がいつも長い。
抱き合うまでの、だらだらとした愛撫も好き。 終わった後のごろごろする時間も好き。 ただキスを繰り返している時間も好き。
ああ、これって、結局masayaが好きなだけなのよね。きっと。
来週も彼の仕事は忙しそうです。 頑張って下さいませ。
|