優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2002年02月12日(火) 火曜日/おはよおはよおはよーーっ!

朝から何度かメールを送るがレスがない。

午前中、あたしは出かける用事があったので
その用事が終わってから、masayaの部屋まで行ってみることにした。

もちろん、少しだけ期待して。

もしかすると、連休後なので早くから仕事で忙しいのかもしれない。
いなかったらいなかったでいいや。
そんな気持ちでハンドルを握る。
駐車場が見えて来た。
masayaの車が停まっていた。

ああ、やっぱり寝てたのか。

電話をかけてみる。出ない。
家の電話にかけてみる。もちろんこれも出ない。
メールを2通いれる。
あたしが来ていることを伝える為に。

その後にもう一度携帯に電話をかけた。
何度かの呼び出し音の後に、やっとmasayaが電話にでた。


おはやうござひます、、。

おはよおはよおはよぉー。もうお昼だよ。起きないの?

うーん。もうちょっと。

顔だけ見に行く。開けといて。

それだけを言って、電話を切り
あたしは自販機で煙草とカフェオレを買って足早に向かう。
=青い部屋=へ。


何度この道を歩いただろう。

ふとそんなことを考える。
ああ、そんなこと考えるとまた感傷的になってしまう。
打ち消すかのように、小走りで部屋まで走った。

ドアはもちろん開いている。
そっと入って、奥まで進む。

おはよぉ。もうお昼だよっ!起こしに来てみたよ。

…あい。

布団にくるまるmasayaは起き上がる気配がない。

ファンヒーターを勝手につけて、買って来たオーレを飲んで
あたしはmasayaの顔を見ながら、畳の上にころがってた彼の煙草を1本吸う。

起きないの?仕事は?

あい。起きれなひよ。すぐにお仕事なんてできません。


いつもならすぐにあたしも布団に入るところだけど
あまりにも気持ち良さそうなので、少し遠慮してみた。
ベッドにもたれかかって、畳の上に座る。

masayaの手が伸びて来て、あたしのTシャツの首から胸のあたりに入って来た。


取りあえず触っておくよ。

あい。取りあえずね。出したままにしなひでね。


いつも思うけど、なんて気持ち良さそうに寝るんだろう。
まるで子供みたいだなぁと思う。
masayaの指先はしばらくあたしの乳首を弄んでまた布団の中に帰ってしまった。

masayaが掛け布団を持ち上げて言う。


寒いからおひで。


そう言われて嬉しくて、あたしは彼の横に滑り込む。
ベッドの中は彼の体温でいっぱいだ。
あったかい、、、ていうか暑いよ。笑。

背中に回った手がブラのホックを外す。

あ。外されちゃった。

あい。外してみました。

…おかへり。

うむ。ただひま。


あったかいベッドの中であったかい気分になる。
相変わらずmasayaの唇は柔らかくてとても気持ちがいい。
抱き合ったまま、彼の手はあたしのジーンズの中で遊びはじめる。


お尻を触ってますね?

あい。触ってみてるよ。

…そこはお尻ではなひです。
遊ばれてますか?

うむ。不思議にぬるぬるしてるので遊んでみたよ。

きゅぅ、恥ずかしひです。


いつもながらに、変な会話。
いつもそうなので、もう慣れちゃった。
普段の会話ひとつひとつが変な受け答えなので楽しい。


さて。脱がせてみやう。

脱がせるの?

脱がせるよ。嫌なら良いですが。

いへ、嫌ではありません。
でも起こしに来たんだけどなぁ。

俺も脱いでみやう。

あい。

嫌ならいいが?

…嫌ぢゃなひです。


前戯はもういらない。
裸になるとすぐにmasayaはあたしに被いかぶさるように
少しずつ入って来た。

徐々に入って来る。
その度にくちゅくちゅという音がする。


音がしてるよ。

ほんとだ、、、。恥ずかしい。


最後まで、彼の全部を受け入れて、いつもならすぐに動き始めるのに
今日はmasayaは奥まで貫いたまま微動だにしない。
それでもあたしは感じはじめる。
膣の収縮と子宮口に当たる感じと
動きのないもどかしさと、時折感じる小さな痙攣にも似た彼のペニスの動きで、あたしは勝手に感じている。
たまらなくて、声をあげる。
それでもまだ彼は動かない。
masayaは何を感じているんだろう?
とても深い箇所に彼を感じながら、あたしは勝手に果てる。


やっとmasayaが動きだした。
新たな快感があたしに生まれる。
焦らされて抑えられてた感覚が、急激にたかまる。
一度イッてしまうと、あとはあたしは簡単に何度もイクようになる。
幸せな身体だと自分でも思う。
masayaの動きはいつも激しい。
奥まで突かれると、痛いようなそれでいて甘い感覚が溢れ出てくる。
水音が大きくなる。ぴちゃぴちゃという音がしてる。

彼の首に腕を回して、あたしは上になりたいと切望する。
引き上げられて、そのまま上になって、あたしは動く。
どこに当たればあたしが感じるのかは
もちろん彼にはわかっているので
あたしはやっぱり簡単に何度も果てる。

一度のセックスで、いつもあたしは何度もエクスタシーを感じる。
回数を重ねる度にそれは少しずつ大きくなる。
だから、あたしは何度も彼の上に倒れ込んでは少しの休息をとり
もう一度感じたくて、また少しずつ動き始める。
その繰り返し。
時間さえあれば、途中で休憩さえ入れてくれれば
何時間でもできるんではないかと自分で思う。

masayaの上で思う存分に感じて、
座って抱き合った体位で、また感じて
最後にまたあたしは彼の下になる。

肩を押さえ付けられて、一番奥まで貫かれて
もうそれ以上は入らないと、masayaに伝えてみて
それでも、まだ奥へ奥へと彼は入ってくる。

動きはほとんどないのに、いつもすごく感じる。
激しく突かれている時とは異質の快感。

指を噛んで声を抑えようとするが、ふいに突かれるともうダメ。

うっ、あっ。ダメ、ダメ、、、っ。


一番大きなエクスタシーが来る事がわかる。
masayaがあたしの中で痙攣するのがわかる。
しばらくの間は余韻でいっぱいになる。


起こしに来たんだけど、あたし。ねぇ、目が覚めた?

あい。覚めましたね。今また寝ろって言われたら眠れるが。


はぁ、、、。

溜息をついて、あたしはベッドで煙草を吸う。
セックスの後の煙草って、どうしてこんなにおいしいんだろう。

ふぅぅぅ、、、。



masayaは煙草を吸い終わると例の物を持って来た。
今話題のEMSらしいが、正真正銘のパチモノ。
うさん臭いねと笑いながら、ひとしきりそれで遊んでみる。
裸で、『スリムベルト』を巻くmasayaはお間抜けだ。

なんか、それってすごい間抜けだよ。

そか?

うん。腹筋が動くにつれて、下も動いてるよ。

ん?じゃぁ、止めてみよう。

スイッチをオフにする。
ピクピク動いていたのが止まる。


あはははははは。ほら、止まるじゃない。

そうやって、いろんな筋肉に『スリムベルト』を巻いて
遊びながら帰り仕度をした。

帰省のお土産のうなぎパイVSOPもちゃぁんといただいて
あたしは御機嫌で帰って来ました。


うなぎパイVSOPはとっても素敵な味です。
ありがとう。
2/14、バレンタインは逢えるかなぁ。






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