優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2002年02月16日(土) 土曜日/睡眠

土曜日朝。
朝の用事を済ませたあたしは
取る物も取りあえず、masayaの部屋へ向かう。

目的は一緒に寝る為。

ただそれだけの為に、あたしは車で彼の部屋へ行く。

我ながらなんてバカなんだろうと思う。
そんなことしないでも、家でゆっくり眠ればいいものを
わざわざ往復車を運転して行くなんて。

でも、忙しい彼は時間が取れないのもわかってる。
少しでも時間があれば一緒に居たいと思う。
今日の午前中は寝てるはずだもの。
きっと仕事になんて出れないはずだもの。

駐車場に車を置いて、あたしは電話をかける。

鍵開けておいて。

それだけを言って、電話を切って、足早に部屋に向かう。


鍵は開いていた。
中に入って、いつものように勝手に奥に進んで、
あたしは何も言わずに、服を脱いでTシャツと下着になって
ベッドに潜り込む。

外寒かったよ。

あい。

布団の中は彼の体温で温かい。
抱き合って冷たい身体を少し温めてもらって、
masayaの腕枕のまま、寝不足のあたしはすぐに眠りに落ちた。

ふと気付くと午前10時半。


ねぇ、10時半だよ。仕事いかないの?

まだ行けません。


それだけ確認すると、あたしももう一度寝てしまった。


また気付くと午前11時半。


ねぇ、もうお昼だよ。行かないの?

まだ足りません。

あたしはお昼には帰らないといけない。
すぅすぅと眠るmasayaが羨ましい。
身支度をして、帰るよと言って、布団の上から全体重をかけて乗ってみた。


帰るよぉー。重い?重いぃ?

あい。重ひ。

お仕事行かないのぉ?

もうちっとしたら行く。


だだっ子のようなあたしをなだめるように、
背中をぽんぽんと叩いて、取りあえずは起きて玄関まで見送ってくれた。


じゃぁ、帰るね。

あい。気をつけて。

玄関で抱き着いて、左の頬にぶちゅっとキスをした。
寝ぼけたmasaya顔にピンクのキスマークが
とても可愛くて、あたしはふふっと笑った。







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