2002年03月15日(金) |
金曜日/もう逢えないの? |
時間を取るって言ってたのに。 午前中のメールにはレスがなかった。
また、寝てるんだろうと思って、 もしかすると、もう逢えないのかもしれないって思って、 行かなくてもいいのに、masayaの部屋に向かってしまう。 車を運転してる間にメールを一通入れた。
何してるの?
暫くして、やっとmasayaからメールが来る。 あたしはもうmasayaの借りている駐車場に入るところだった。
おはやう。
駐車場に車を停めて、電話をかける。
おはやう。まぁた寝てたのね?
あい。寝てました。
もう出る?
あい。出動です。
ぢゃぁ、駐車場に居るから。
居るのかぁ?
居るよぉ。来ちゃった。だって、もう逢えないのかと思ったんだもん。
少し涙が出て来た。 masayaが来るまでに落ち着こうと思って缶コーヒーを飲んで、煙草を一本吸う。 つーっと涙が頬を伝う。あ、泣いてる。あたし。
そんなことも知らずにmasayaはいつものように、飄々とした姿で現れた。 助手席のドアを開けて乗り込んで来る。
寝てたやう。
そか。もう逢えないかと思ったよぉ。
なんで?俺はそんなつもりは毛頭ないが。
だって、masayaのスケジュール聞いてたら、どう考えても今日が最後でしょ?
涙声で、少し責めるようにあたしはmasayaに訴える。
そうかー。
そう言いながら彼は笑う。
そんなに人でなしではなひよ。月曜日に逢おうと思ってた。短い時間を縫ってだが。
ほんと?
ほんとだぞ。
なんだぁ、じゃぁ、あたしが勝手に決めて勝手に落ち込んで泣いてるって事?
そうだなー。
ほんとに月曜日に逢えるの?
逢うつもりだぞ。
そこまで話して、やっと少し落ち着いた。 あたしは本当にもう今日が最後で、masayaは行ってしまうものだと思っていたもの。
少し落ち着いたあたしはmasayaと何度かキスをして、 仕事場に向かう彼を見送った。
いってらっしゃひ。
いってきまふ。
あと、何度こんなやりとりができるんだろう?
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