2004年04月04日(日) |
とりあへず後で電話します。 |
日曜日。 仕事を終えて、家へ帰って、誰もいない部屋で、あたしはPCの電源を入れる。 この日はとても寒くて、外に出る気分にもなれない。 こういう日はおとなしく家にいるのがいい。
ピロピロと携帯にメール着信。
「とりあへず後で電話します。」
なんなんだろう。 何か重大な事? あたしからは、今日は「寒い」というメールを昼間に一通送っただけ。
ネットで遊びながら、あたしは待つ。 また遅い時間なんだろうと思っていたが、それほど遅くない時間に電話がかかってきた。
もしもーし。こんばんわ。
あい。こんばんわ。今日は買い物に行って来たんだよ。
逢えなくて淋しいのは当然なんだけど、あたしは淋しい淋しいと言わない。言うと余計に淋しくなるから。 彼の買い物の話を少しして、あたしのお仕事の話を少しして 思い切って言ってみる。
「逢いたいよう。」
「いや、普通に今週末は逢えるかもしれないぞ。」
「え?嘘。ほんと?」
「うむ。逢えるかもだなぁ。」
「嬉しいぃ。」
お仕事が少し一段落したみたいです。 3ヶ月。 丸3ヶ月も逢ってない。
もう桜も満開だよ。春だよ。
あまり期待して、もし万一ダメだったら、また落ち込みます。 だからもう予定として入れておいて下さい。
たまにはあたしとの事も【予定】として。
いつも。 何かがあると、他の予定の方が優先されるのも、あたしは知っています。 でも、それも仕方ない事なのかなと、 ずっとそう思って来た。
だから泣かない。 だから怒らない。
御願いだから、予定を確定しておいて下さい。 たまにはいいでしょう?
表の日記には、こういう予定は、あたしは書かない。 今までも書いていない。 もしダメだった時に、ものすごく鬱になって、泣きそうな日記を書くだろうと思うから。
そして、もし彼の目にそれが触れたら きっと嫌な気分になるだろうから。
あたしはいつでも彼にはご機嫌良くしておいて欲しいのです。 そーして、ご機嫌良く逢ってくれたら、それで満足。
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