珈琲の時間
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起きたら雪が降っていた。 とても大粒で嬉しくて目が覚めた。 出かける予定なんか今度でいいやー。 しばらく窓から眺めていたら雨に変わってしまい残念。
白く積もれば良かったのになー。 そしたら埋もれて息も出来ないくらいに溺れて 必要とされたいなんて気持ちも全部埋めて 組んだ手を額に押し当て膝を縮めて眠るんだ。
誰かが呼んでいる気がするけど 遠い記憶が彷徨って巡っているだけなのかも知れない。
自身を保つ事が出来た時に必然として現れるだろう。 だからそれまで真っ白に埋もれさせて欲しかったのに 埋もれる場所さえ見つからない。
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