私の生き方
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2002年01月09日(水) 旅の記憶航海編1



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このお話しはどこでどう知り合ったか忘れたが、同郷のメル友で、
好きなアーティストがJAMという少し私と共通点のある”観測技術員”
28歳の男の子のお話しです。

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11月も終わる頃、わが艦「かいよう」は横須賀の港を発ち、

南下して赤道を目指しました。

冬の海は予想したとおり荒れ模様で、出港当初から艦は木の葉のように

大海原を漂ってました。

船底を荒波が叩きつけ、魚雷を食らったような振動と爆発音に

目を覚まされる夜が続きました。

しかし出港4日目から揺れもおさまり、甲板に出ても心地好いと

感じるくらいの日差しが降り注ぐようにました。

周りを見渡せば楽園パプアの島々が広がってました…



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