私の生き方
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2002年01月18日(金) |
その男の正体は・・・ |
・・・最近カンチからよく電話がある。 それは、昨年末。 突然、私の携帯にかかってきた。 「ちょっと、外に出る口実に名前使ってもいい?」と。 『はぁ〜?』 彼女は、実家で母ひとり子ひとり。ああ。。祖母ひとりの女ばっか。 「母がいらん心配するから、あなたの名前借りて出たいんだけど? それで、悪いんだけど、うちに電話してきてくれん?」
・・・・・。
仕方なく、この後、電話をかけなおす事になる。 これがことの発端の始まり。
何年か前の電話の件以来、 あれから、私は気まづくって彼女に電話をかけるのを避けてた。 困った時に助けてあげれないのは、友達ではない、のでは?とか、いろいろ 考えた。 でも、私の中でお金とモノの貸し借りは一切嫌いでそれだけはしてはダメだ という先入観があったから、私の考えはあれから今になっても誰に対しても 変わっていない。 あれから連絡せずに私達は、何年ブランクがあっただろう?
彼女、カンチは、相も変わらずあの11歳年上の男と会ってるらしい。。。 しかも、最近分かった事らしいが、相手はバツイチ。 年も最近実年齢が分かって、11歳年上だったと。 今までは、年はサバを読み、名前は偽名。 怪しい人このうえない。 しかも、カンチとは結婚話までいってたが、彼女の母親に反対され、今では 『私達付き合ってない!』 と断言する。 んじゃ、以前は付き合ってたんだな?となるが、 ま、深く聞くのはよそう。。。
そして、昨年末のX’マスも近いある日。 私達は何年か振りに会った。 彼女の地元のイルミネーションが綺麗だから、一緒に見に行こう!って誘われ、 ひとりでは怖いので、こっちも相方(彼)を同行させた。
彼女は何にも変わってなかった。 格好も話し方も・・・。 少しふっくらしたのを除いては・・・。
「久しぶりじゃねー!なんでず〜っと連絡くれんかったん?」って、言われ、 『えっ?』っと聞き返す私。 (あんな電話の切り方した後で、こっちからなんか連絡できんちゅうねん!笑)
そして、例の11歳年上男もいた。 「こんばんわ〜!」
『・・・はじめまして。こんばんわ。』(めちゃめちゃおっさんやがな・・・・・。。)
「はじめてじゃないよぉ〜!」
『えっ?』(きもい・・・おっさん。。)
「以前、会った事あるよ。僕は車の中から降りてなかったけど・・・」
『・・・はじめまして・・・だよ。』 (そんなん、一方的にそっちが私の顔を見てるだけであって、私は見てない んだから、はじめまして。じゃねーか!ボケッ!)
「今日はよろしく〜。○○さん!」と馴れ馴れしく下の名前で呼んでくる。
『なんで私の名前知ってるん?』と聞くと、
「カンチから話でよく聞いてるから。」
『・・・・・。』 (キモイッ!このうえないぐらい久々にキモイッ!)
「しかも、住んでるとこどこそこだよね〜?仕事場がそっち方面なんだ。 家どこら辺?教えて!今度遊びに行くけん!」
『・・・・・。』 (おまえはストーカーかよっ!!なんで教えなあかんのん!初対面で! しかも、おっさんやし・・。最悪・・・。)
気味が悪くなってこのおっさんをシカトし、カンチとしか話さなくなって しまった。
それに気づいたのか、おっさん。 今度はターゲットをうちの相方(彼)に絞る。
「ねぇ〜ねぇ〜何歳に見える?ええ指輪してるねぇ〜!」
なんていう会話が遠くの方で聞こえる。。。 なんてかわいそうな相方(彼)・・・でも、これも運命だよ。(何)
この後、一緒にカラオケを1時間歌いに行くはめになった。 2台の別々の車で行く途中で、私達は ”まさか、1発目演歌っていうことないよね〜?” とだけ会話し・・・
まさか、その予言が的中するとは思いもよらなかった。 私達がどんなに若い歌(新曲)を歌ってたって、誰がなんやら分からず、
(これ、誰のうた〜?)って、カンチに聞きまくってる。
あのぅ〜聞こえてるんですけど〜!!(心の叫び)
早く帰りたい! 早くこの場から離れたい!(-_-#)ピクピク
”カラオケ”に行ってそう思ったのは、これが初めてだった。。
RED
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