私の生き方
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2002年11月06日(水) 人生最大の日!?

午前8時
現状報告。
血圧上が97、
下が73、
脈拍130
小康状態が続いています。



そして、昨日と同じように仕事をしてます。
いや、してました。

午前11時。
まさに仕事中。
不吉な電話が一本鳴りました。

「もうヤバクなってきたから、身内の方は来てっ!!って先生が!!」


正直動揺しました。
運転してた車のハンドルすら持てないような、震えが止まらない様な、
分かってました。いつかこんな日が来るんじゃないかって。
近いうちに来るんじゃないかって。
でも、自分の中で認めたくもなかったしそんな悲しい現実知りたくもなかった。



「まだ私が行くまでもってーっ!!死んじゃ嫌だーっ!!」と、
何回も唱えながら着の身着のまま慌てて病院へ。



午後12時。
私以外の身内は4人ほど集まってた。


父の手から足からみるみるうちに体温が奪われていく。
そんな手や足をさすって声をかける事しか出来ない私と母。
こんな時自分が小さく何も出来ない無力さに涙が何度も出そうになる。
でも、ここで泣いたらダメだ。母の手前泣いたらダメだっ!と自分に言い聞かせる。


そして、先生や看護婦が慌てだす。
私は母に代わり身内の人に電話をする。



・・・・・・・。


午後3時35分。
私達の介護虚しく父は帰らぬ人となった。




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