2002年04月28日(日) |
どうすれば詩について考えてもらえるんだろう。 |
悩み中。
自分の気持ちを素直に表現すればそれが詩だ とか 詩には好き嫌いがあるだけだ とか 自分の気持ちに忠実であればいいのであって、 他人がどう思うとか他人にどう伝えるかは関係ない とか、とか。
本当にそれでいいの? そんなふうに考える人たちはそれでいいのかもしれないけれど、 そういうふうに定義付けられた「詩」はどうなるの? もしそれこそが「詩」だとってことになったら、 詩なんか、カラオケ以下になっちゃうよ。
テニス部とテニス同好会くらいの差があるのかもしれない。 それぞれの考え方に。 そしてネット上では、テニス部はマイノリティだ。確実にマイノリティ。 ランキング形式なんかやっても、放っておけば、 同好会集めてインターハイやってるような気分になる。 同好会で遊んでる人たちを否定はしないし、 同好会は同好会で別の楽しみがあるんだけれど、 だからといってテニス部の存在を否定して欲しくない。 同好会こそが詩のすべてだって思って欲しくない。 テニス部が同好会を否定することが危険なのと同様に、 自分たちが知らず知らずにテニス部を浸蝕していることに気づいて欲しい。
詩論を展開しても反発くらうだけなんだろうなぁ。 やっぱり作品で提示すべきなのだろう。 自分にその力が足りないのが、とても悔しい。
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