もとより 幼少期より神経性の病気や またフリーター期における 社会や家庭や人間関係など様々な障害により 情緒が不安定になったり まあ思春期やモラトリアム期に多くの人間がそうなるように 私も例外なく 心と体調を崩したこともあるくらい こう見えても繊細なんですよ でもね そんとき思ったのはね 例えば まだ来てもいないない未来に対する不安や アカの他人に振り回されることのイライラ そおゆう直接的起因が自分にないことで 自腹で医療費を払う事が あまりにも馬鹿馬鹿しく だからこそ 未来に対する不安はその未来が来たときに 他人に振り回されるのはその瞬間だけと割り切り プライベートな時間を 自分の為だけに使うことで いつしか 周りから強い人間だと言われるようにもなり また悩める少女達にも 気の持ちようだとアドバイスしたりしていたのだが つまり 未来に対する不安と言うものは まだ対処法が有る訳で えー 私 詐欺にあいました うん 詐欺です 勿論 金額にすれば そんな大した金額ではないんですが 勿論 警察沙汰になるほどのことでは ないと思うのですがたぶん こう見えて アタイ社会人で 会社員で つまりリーマンであるわけで 入社以来 何年も昇給も賞与もなく 安倍が実態がないという理由で 格差社会の概念から打ち消した 所謂ワーキングプアであるわけですが 先日 雇用主から 残業代を払わない旨を通告され まあその時点で詐欺なんだけれども その際にその代わり 全員の給与を見直す旨を通告され 個人面談に至ったわけで で 雇用主より お前はよく頑張っている 技術も立派な一人前になった だから昇給してやる と各種手当の金額を提示され 総額で5万近くもの昇給を提示され まあ今まで昇給がなかったのだから それに残業代もカットされるのだから それくらいの昇給も当然と言えば当然であり まあどうせ転職活動中の身であるし 忙しくなる前には退社する算段であるのだから まあ 承諾したわけだ で 給与改定後の初給料で明細を見て驚いた 先月と たいして変わらない 何が 給料が 明細を過去の明細と比較してみると 確かに 提示された金額ぶん 手当てはついているのだが その代わり 今までついていた手当てが スッポリまるまる跡形もなく消えていたわけで トータルすれば 数千円ていどしかアップしておらず 早速 雇用主に抗議したところ 給与見直しだから今までのぶんを 一旦ゼロに見直し そこから手当てをつけたのだとのたまう そんなバカな 手当と言うものは 現時点の給与からプラスされるべきものであり そもそも今までの手当てがなくなるという 事前説明がまったくなされておらず これは明らかな詐欺であり異常事態である旨を宣告すると 我が社は労基法に沿って 他社よりも高い水準で算出している などと何の根拠もない理由で逆ギレされ アップしているとはいえ 5万円が数千円なんてその差額は大きく しかも散々誉めておきながら 雇用主がその程度の増額を認めれば認めるほど 私からの信頼がなくなるということに気付いておらず まあ最初から信頼なんてないんだけれども ひたすら雇用主が如何に社員の事を考えているか GW明けに行く海外出張と言う名の 家族旅行の準備を去れながら説明している時点で 如何に社員の事を考えていないかが明白で或るわけで もはや 怒りを通り越して 辟易してしまい もう 怒りを通り越して あきれ果てるどころか なんだか哀しくなってなってくるのは 勿論 そんな会社に対しての怒りはある だが 私の中にある怒りが 雇用主に対してのものなのか それでも格差はないと言いきる阿部に対するものなのか 給与に異論を唱えても何の仲裁も手助けもしない上司に向けてなのか そんな会社を就労期間に無職と言う空白を作ってまでも 辞表を出せない自分に対してなのか 或いは それ全部なのか もはや 混乱しておる そんな GW 皆さんいかがお過ごしですか 先に挙げたように 私は混乱しております 勿論 そんなときには 好きな映画を見て 好きなものを食べて 好きなAVでオナニーをして なんとかやり過ごしてきたのだけれど さすがに チンコも混乱しているのか 不調気味である 何が オナニーが どんなに心が病んでいても どんなに傷ついていても 女にフラれたときも じーちゃんが死んだときも 文字通り慰めであったオナニーが どうにも不調なのだよ 勿論 希代のオナニストである以上 なんとか勃起させて発射には至るのだけれど 気持ちがノラない オナニーに集中できない 勿論そんなときの対処法はある 目先を変えて オーソドックスならマニアモノに マニアなら逆にオーソドックスに チンコの矛先を変えてみるのだ だが 好きな女優を見ても 素人モノを見ても 女子校生モノを見ても コギャルモノを見ても OLモノを見ても 人妻モノを見ても 熟女モノをみても SMモノをみても レズモノを見ても 萌え系を見ても 痴女モノを見ても 乱交モノを見ても ニューハーフやゲイモノでさえも 俺のチンコは OKサインを出しやがらないのであり ほとほと困り果ててしまい じゃあじゃあじゃあじゃあ 生身の女でとも思うのだが 風俗に 行きたいときに 金はなし コレ実に真理であるわけで じゃあじゃあじゃあじゃあ この事態は俺のチンコの責任か 俺の精神的混乱こそその原因か ノン ともすれば ある程度フォーマットができているAV そのフォーマットに出る女性のタイプを組み合わせて 構成されているAV もはやそのネタは枯渇した感があり ハリウッド映画のように なかなか斬新なAVというものが 生産されていないのもまた事実 だがそれを非難するのもまたお門違いも甚だしく 毎月何千本もの作品がリリースされ 毎月何千本もの作品が廃棄されていく 名作と言われる作品でさえ 数ヶ月後には消えて行く そんな流動甚だしい世界で 新企画新機軸を時間をかけて制作されるわけもなく 多くの斬新な企画と言うものは 乱立する数多くの作品の制作過程で たまたま生まれたに過ぎないのだけれど いやなにも AV業界の現状を語りたいのではない 問題は 俺のチンコは 何に欲情するのか それが ここ最近の大命題であるのだけれど とある アダルトサイトで見つけたサンプル動画 メイドさんのゴスロリ服に チンコを委ねようとザッピングしてましたところ とあるアニメのキャラらしきお面 勿論 アニメキャラのコスプレは今までにあった だがしかし そのお面とも言うべきマスクは 例えばプロレスラーのような 顔面にフィットするようなマスクの類ではなく 中華街で売っているような 往年のタケシがひょうきん族でかぶっていたような あるいは ヌイグルミショーなんかで使用するような 人間の頭部より 遥かに大きな仮面 それを被って下は素っ裸 それだけでなく 喘ぎ声は 仮面をつけた女優のものではなく わざわざ声優でアテレコしている非常に凝ったつくりであり それを見た瞬間 勿論 非現実的な仮面と言うものにも さらには なのに下は素っ裸というシチュエーションにも 興奮したことは興奮したのだが 女優でありながら 顔を隠され 拘束され 潮まで吹かされておきながら あまつさえ 声まで消されている 女優でありながら 否 人間としても 判別法とも言うべき その命とも言うべき 顔と 声が 否定され それでも身体は反応し 潮まで吹いている その 女優の 胸中を察するや 私のチンコの混乱や 私の給与の問題など大した問題でなく 人間である事まで否定され もはや発射の為だけの肉奴隷と化した 彼女の姿に 私は 深い哀しみ AVに出るが為にここまでされないかんのかと そこまでしないと金が稼げ無いのかと セックスすら満足にさせてくれないのかこの国はと 社会を憎しみながらも 興奮した 興奮しました その 犬死にとも言うべき 顔も声もわからないその女優に ただせさえ 数多くの女優が毎月毎年デビューし 誰の目にもとまらず消えて行く中で さらに顔と声が消され 誰の記憶にも残らず消えて行く その特攻精神とも言うべき 無駄 無駄さ加減こそ 私のチンコを刺激し 結果 GW終盤にして ようやく大放出大発射でございます たとえ 不安や他人からの攻撃や 打破できない現状に 傷つき悩み ときには自らをも傷つけ 独り涙で枕を濡らす夜があったって 世の中広いもので 下には 下がいる 下には 下がある たとえ 13階の屋上から飛び降りたくなるほどの 状況に追い込まれたとしても それよりも 悲惨な状況下にある人が何処かにいると思えば まだ心に救いが出きることも その救いこそ 精神的な病から立ち直るきっかけともなることを 私は 思い出した 勿論 健康な男子であれば誰しも 人生の節目節目に あるいは人生の分岐点において 思い出に残る あるいは勇気付けてくれた 書物や音楽やAVがあるように 私にもあるわけで そう言えば 20年近くも前になるだろうか オナニーを覚えてまだ間も無い頃 つまり 小学生だか中学生だか まだ青臭く女性との経験すらなかった ルーキーオナニスト オナニストデビュー時の頃 クラスメイトから周ってきたAVには 女優全盛時代にはまだ珍しい素人モノで 一見 どこにでもいる 大学だが短大だか卒業したてのOL 清楚なOL 監督はその女性の家で部屋で撮影をしたいと言う 世はバブル末期の華やかりし頃 さぞ ゴージャスな部屋で 脳天気な性行為を見せてくれるのだろうと しかし 彼女は尻込みしている しかし お金が欲しいんだろうと監督の説得により いざ鎌倉 いざ彼女の部屋へ その道すがらインタビューしていた監督の表情が 少し曇る 彼女が私の部屋だと指差した方向には およそバブルとは似つかわしくない 古ぼけた古びた安アパート その錆びて今にも外れそうな階段を ギシギシ言わせて登った一室に彼女の部屋があり 中に入って さらに監督の表情が曇る イエス 部屋の中には 足の踏み場のないほどのゴミの山 今であれば ADDとかADHDといった病名が付くのだろうが 当時はバブル末期 片付けられない女に監督は それでも1枚のせんべい布団を敷き セックス開始 安アパートのせいなのか 周囲に声が漏れないよう声を押し殺すOL そんな状況下においても 自分の仕事を全うする男優兼監督 様々な思いとそれでも快楽におぼれる羞恥が ゴミ屋敷と言う状況が更に増幅させ つまり バブルの闇とも言うべき OLとゴミ屋敷のギャップ だからこそ身体を売ってまでも金を得ようとしたOL そんなOLを容赦なく同情心も抱かず抱いた監督 子供心に 私は大人の嫌な所を見た思いで一杯であると同時に そんな状況下での性行為に 気付けば 大放出大発射 そんなOLも 今の私よりかは切迫してたのかもしれない 今の私の状況の方が まだマシなのかもしれない 好景気だ好景気だと 晴れやかな時代の裏には その犠牲ともなった闇が 必ずある きっと 誰の目にもとまらず 忘れられて行ったそのOLと 大きなマスクで声さえも否定された女優が その後 どうなったのかは知らないし どうなろうと 私の知ったこっちゃないのかもしれない ただ ただ私だけは 名前も正式な作品タイトルやレーベルでさえも知らないが そんな女性達に勇気付けられたし またそんな女性達も どれだけの人間が癒されたかなんてことは 知る由もないし 知る必要もなく ただ メデイアでセックスをして それを見て救われた人間が少なくとも存在し その事実だけでも 彼女達の人生には意味があり そう考えると 私のこの給与詐欺事件を読んで 短小で 仮性包茎で 早漏で プチEDで 給与詐欺の会社に働いている この私を見て こいつより まだマシだ と思い生きる希望を持ってくれたら 私はチンコの皮を引っ張りながら 昔のAVもいいもんだと 私のオナニーは人々の救いだと 私は少し チンコを握りながら 嬉しくなるのです。
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