確かにそれまで 卑猥な下着ですらなかったものが 昨今ではあゆあれ下着として 若い女性から年配の女性まで 幅広く愛用されるまでに至った 飯島愛のTバックの功績は 賞賛こそされ非難されるべきではないのだが 勿論私は 過去日記において Tバック論や女性下着論を数々展開し それほど女性下着道というもの 奥が深くまた黒帯までの道はまだまだ遠いのだが 今日はちょっと趣向を変えて 違う角度からアプローチしてみたく思う所存 そもそも 女性がTバックを求めるのは その開放感そしてやはり 下着のラインの防止ではなかろうか そしてそれこそ落とし穴 Tバックを履いたところで Tのラインはくっきり浮かび上がるし むしろ男性の視線を集めかねない しかしそれでも街を歩けば 多くの女性がTバックを履いているのは もはや女性はそんなこと気にはしていない もしくは 女性の求めるTバックと男性のTバック意識に 大きな隔たりがあるからで そもそも 下着とはなんぞや 言わずもがな 性器を守るための衣類である だからこそ男は思う そんなもので 女性器が守れるのかと 否もうすでに ビラビラや陰毛の類のものがはみ出しているのだから 下着として破綻しているわけで なのに何故女性はTバックを履き続けるのか そこで気がついた 過激化の一途を突き進む U−15アイドルとは聞こえが良いが 児童ポルノすれすれ 言い換えれば脱法ポルノとも言うべきこのジャンル 小学生や中学生高校生に 最近は剃毛をさせ 陰部にはヒモ一本やニプレス では何故それが児童ポルノとして摘発されないのか まず年齢 中学生高校生と謳いながら実は童顔の18歳以上だったりして そういう人ほど過激なことをさせて 本当の年齢の子供たちには 少し過激度を落としている そしてもうひとつ 児童ポルノ規制法に 性器に布がかぶされていれば可 的な一文があり それが児童ポルノの曖昧な部分で 摘発か否か 難しくしているわけで もちろんあまりに過激な作品は 当局によって適宜摘発されてはいるのだが 基準が曖昧なため またメーカーとのイタチごっことなるのだが 私自身 そのへんの作品に興味を持った時期もあるのだが 最近はもっぱら興味がわかない 何故か 確かに まだあどけない女性たちが 過激なことをするのは 多くの男性の妄想に直撃するであろうが やはり 当然ながら肝心の性器が写ってないのでは 話にならない たかだかヒモ一本あるだけで もうそれは女性器ではなく 全く別のものになってしまっている つまり これが尻の場合 Tバックのヒモが 尻の割れ目を隠している時点で それは尻ではなく あくまでも主役はTバックなのであり ということは 尻の割れ目を隠しているという点において Tバックと普通のおパンティーは同義 そしてもっと言うならば Tバックを履いたままヒモをずらすだけで Tバックの存在はその時点で死に それはTバックではなく 尻に変わるのだ ヒモをちょっとずらすだけでだ ということは 尻の割れ目を隠している時点で 女性にとっては 普通のオパンティーと感覚は変わらず また こういう男の議論こそ 全く無意味なことなのである ということは 先日というか数ヶ月前にもなるのかね プロレスラーのサスケ氏の暴行逮捕問題 我々が毎日24時間下着をはくように マスクマンレスラーは常日頃から マスクを着用しており それが取調べだろうがなんだろうが そのマスクを脱がせる行為と言うのは 本人の承諾なしでは 公衆の面前で全裸にさせることと同義で 警察は児童ポルノを規制する前に レスラーの人権を守るべきと言うのは また別の話なんだけれども 尻が尻であるために尻は尻の主張をするし 下着はまたその尻を支える もしくは 尻を際立たせながらも 尻としての魅力を封印する役目があり 且つ 下着として目立ってはいけない この 不条理な不文律を ヒモ一本で成し遂げてしまうものこそ Tバックであり 且つ Tバックでしか成しえないことなのだ がしかし がしかし それでいいのだろうか 本当にそれでいいのだろうか 勿論Tバック礼賛に異論を唱えようとは思っていない 寧ろTバックの可能性に 爽やかな感動すら覚えるのだが そう TバックはTバックとしては 全く機能しない と言うのも 例えばテレビでのお宅拝見 例えば彼女の部屋に遊びに行ったとき それのお約束といえば やはり下着鑑賞 例えばグラビアアイドルの下着なんかで 普通のおパンチーなんか出てくると 中学生童貞ボーイズにしたら たまらんほど股間直撃するのだけれど これが Tバックだとすると そこまで 興奮を覚えない というのも男には 女性下着幻想的なものを誰しも持っており つまり その感触 何故か多くの女性は女性下着をクローゼットになおすとき こうなんか小さく小さくまとめているわけで そのふわっふわな綿菓子のような感触は 残念ながら 男社会にはない感触であるから 男は彼女ができると まず下着をチェックしたがるのであり これTバックだと 元来小さな下着なのだから その質感にあまり好意が持てない つまり Tバックは Tバックのみではその魅力は発揮できないどころか むしろ男の幻滅すら招きかねないのであり やはりTバックは 尻があってこそのTバック 王・長嶋あって野村克也なのであるのだから つまり TバックはTバックで素晴らしいのだけれど 所詮月見草 結句 尻には どうあがいてもかなわないのであり 勿論 月見草や雑草としての生き方には 私はシンパシーを感じるし それこそハードボイルドだとも思う そこへ行くと尻は ときに様々な表情を見せる 季節や状況そのTPOに合わせて 尻はロデムが如く姿かたちを変化させ 瞬時にその状況になじんでしまう しかし 何故尻は二つに割れているのだろうか 他の動物 もしくは人間の起源である 猿やチンパンジー・ゴリラの類はどうなのか という考え方は 実は 間違いである 確かに私は 尻が割れているからこそのTバックと 書いたかも知れぬが 実は 尻は割れてはいない そう ひとつの尻に ひとつの谷があるだけで その谷こそが尻の魅力なのであり その谷の奥にアナル様が鎮座している つまり 女性は尻が恥ずかしいのではなく はたまた 女性下着は尻を守るためではなく その谷の奥にある アナル様を守りアナル様の為に Tバックが存在している 言い換えると アナル様へのシルクロードとして 尻の谷が存在し また アナル様を守るために 尻が二つに割れているなどという幻想で アナル様をカモフラージュしているのである そう だから 今一度 アナル様の偉大さを皆でもう一度考えてみるべきで。 アナル様にTバック履かせていただいている アナル様を女性は日々守らされている アナル様がいるから女性は大胆になれるのであり アナル様のおかげで女性はTバックを履く理由があり アナル様のおかげで我々男性陣は 毎日目の保養にありつけるの そう 疲れたとき悔しいとき はたまた嬉しいとき哀しいとき 下着の中の尻の谷間のそのまた向こう アナル様はきっとやさしく 微笑んでおられます。
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