パンデミック パパパパンデミック レッツパンデミック さてお久しぶンデミック 少しく忙しくしてましパンデミック GWには新型インフルエンザなんて他人事で 成田のパニックぶりに あははと舛添の狼狽ぶりに酒を飲んで んなもん 感染拡大を防ぐには 街を封鎖し 人の行き来を失くし 封鎖した街を 核ミサイルでドーン なんて映画があったっけ そしてとうとう 神戸で感染者が出て 神戸まつりが中止になり その日の夕方には感染者が増え ニュース速報が流れるたびに感染者が増えていく リアルパンデミックに 恐怖を感じたときには ときすでに遅し 大阪は茨木市にも感染者が出て そしてこの現状 そう ワタクシ 何を隠そう 大阪は茨木市民でございます まあ 今となっては 大阪のその他市町村にも感染者が出たため 全国的に茨木市が脚光を浴びたのは 一瞬にすぎなかったのだが そもそも 舛添もメディアも 危機管理はわからないでもないが いちいち恐怖を煽りすぎる 不要不急の外出を控えるように なんて聞き慣れない しかも否定語だらけの言葉で説明されると そりゃ誰だって不安になるわけで マスク着用ったって どこ行ってもマスクは品切れ 幸い私は仕事場にマスクの備蓄があったので 事なきを得たものの しかしそれでもマスクがどこまで有用なのか ともあれ この週末は恐怖に慄いていた しかし茨木市だけでなく 大阪でここまで感染が拡大し しかも今後も増加傾向であるし しかも弱毒性ということで もはや恐怖と言うよりは あきらめ なんですなあ 恐らくこのアタクシも 感染は時間の問題 はたまた もしかしたらもうすでに感染しているのかも知れず ともかく 私は時代や流行に疎いというか そのど真ん中にいた記憶がなく いやこの未曾有の大不況に ワーキングプアの低所得者層ということを考えれば その時代を生きた証かも知れぬが しかしそれはほとんどの人がそうであり 人にそれを自慢したところで ああそれ私もですよなんて 優越感を感じないわけで 勿論そんなことで優越感を感じてどないすんねん的な 批判もあるやも知れぬが そんな些細な優越感を 人間誰だって感じたいのであり つまり オレ茨木市民とアピールしたことで 日本全国の皆様から 大丈夫?ねえ大丈夫?と 心配されることで ささやかな優越感と同時に 他府県の皆様も 私の知り合いが茨木市民でと 友達に話すことで 少しの間あなた方は話題の主人公になり ささやかな優越感に浸れるとしたら 私が茨木市民であることが 少しでも報われるのではなかろうか そして GWにもうひとつ 清志郎が死んだ 私は清志郎のファンではないが 中学のときに買ったタイマーズのCDを持っており ずっと〜ゆめ〜をみてえ〜 なんて歌詞とは裏腹に ゲバ帽にグラサンといういでたちに 皮肉と破壊に満ちたその歌詞に 思春期の若者は 何かわからない衝動を覚えたもので さらには RCの歌をカラオケで歌うと まったく清志郎みたく歌えないという経験を 男なら誰しもしたことはあるもので 早かろうが遅かろうが 清志郎が死んだことに ファンではない私は何も感傷は抱かず ただ思い出すのはやはり 中学の頃に見た タイマーズのFM東京の歌であり 探せばまだそのビデオ持ってるっけかなあ 曲紹介や表示される歌詞とは違い FM東京〜腐ったラジオ〜と絶叫する清志郎 青ざめる古館 翌日の学校ではリアルタイムで見た 優越感に浸ったもので 街中のところどころで 清志郎が死んだことを嘆く人々を見かけたが 私には 今の世では考えられないタイマーズを リアルタイムで見たという優越感 その生き証人になったことを実感したのであり つまり 歴史や流行 時代や伝説 そういったものとは無縁だった私に 清志郎が死んだことで 私は時代そして伝説の生き証人になってしまったわけで なんだこの五月 今まで 華やかなるものとは無縁に生きてきたのに 時代の生き証人になり 疾病流行のど真ん中に 突如置かれてしまった私に 何ができるというのだろうか そして もうひとつ 昨日から咳が止まらないんだ 自らは何も変わっちゃいないのに 自分の置かれた状況だけが 急激に変化したことで 何か 自分が全知全能の神にでもなったような気がするのだが それは勿論勘違いで そういうときこそ 普段どおりの生活をすることが 肝要なのに決まっているからこそ 今日も私は 全力で 全身全霊をかけて オナニーする所存であり オナニーをした後に 熱でも 測ってみようかな その結果が 怖かったりするのだけれど 清志郎なら こんなときどうするのだろうか。
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