おひさまの日記
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カーテンの隙間から一瞬光が差し込み、その直後、ものすごい雷鳴が轟く。 鉄筋のマンションが揺れるくらい凄まじい振動が来る。 激しい雨も降り出した。 ものすごい風で、もはや雨はまっすぐには地面に落ちられず、空中でとぐろを巻く。 雷鳴と雨の音が絶えまなく窓の外でし続ける。
なんだかよくわからないけれど、私はとても気持ちよかった。 まるで浄化の雨だった。 私の意識の中にある手放すべきものを洗い流してくれているように感じた。
今、私は体調を崩し、メンタル面でも不安定な部分が顔を出している。 ここまで走り続けてきた自分を振り返る時が来ていると感じる。 私自身がどうありたいのかを、自分と向かい合ってゆっくりと感じ、 新しいスタイルに移行していく時が来ているのだと感じる。 そんな自分をただ見つめている自分がいて、なんだかとても心地よいのだ。 体はキツく、気持ちもしんどいのだが。 何かが来る、そんな信頼だけが私をにんまりさせる。 何が来るのかはわからない、でも、何かは来る。
こんな時だからこそ、感じるままに動く。 したいことをして、したくないことはきっぱりやめる。 自分の衝動に感覚を研ぎ澄ませる。 すると、自分がどうありたかったのかが見えてくる。 何がもはや今の自分にとって苦痛で、そして、何を望んでいるのかが。
また、自分の意図するところとは全く別で訪れる出来事にも目を向ける。 何を伝えようとしているんだろう?って。 自分に本当の意味で訪れようとしているもののアウトラインが見えてくる。
また新しい私になった時、私から離れていくものもあれば、 こちらから手放すものもあるだろうし、新しくやってくるものもあるだろう。 そのすべてを、ただただ、自然の流れに任せて、自分の感じるに任せて、していきたい。 次はどんな私になるだろう?
こうして書いているうちに、雨もだんだんおさまってきた。 雷も遠ざかっていく。 私の中の何かが変わった気がした。 「カチ」と音がして、何かが動き出した気がした。
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