おひさまの日記
日記インデックス|前の日の日記を読む|次の日の日記を読む
2010年12月19日(日) |
毎日の中には贈り物がいっぱい |
毎日の中のちょっとした出来事の中に、 贈り物がいっぱいあるんだなぁ、と、感じるこの頃。 そして、それに気づいた時、ワクワクし始める。 先日もこんなことがあった。
*****
近所のディスカウントショップで、 歯ブラシを買おうと手を伸ばすと、 私の隣で老夫婦が歯ブラシを物色しながら言う。
「みんな固いねぇ。 柔らかいのがいいんだけどねぇ」
柔らかい毛の歯ブラシが欲しいらしい。 思わず、自分が取ろうとした歯ブラシを老夫婦に見せ、
「これ、いいですよ! 柔らかくておすすめ! 毛先が細くてしっかり磨けて歯茎が痛くないの」
と言った。 私が使っているGUMの歯ブラシ、これこれ、すっごくいいんだ♪ ↓ GUMデンタルブラシ #202M
お父さんがその歯ブラシを手に取り眺める。
「ほぉ、これがいいのか、じゃあ買ってみようか」
「私の好みなんで合えばいいんですけど」
そう言った私に老夫婦はにここにして言ってくれた。
「いやいや、教えてもらってよかった」
私と老夫婦はお互いにぺこぺこと何度も会釈し合いながらその場を離れた。
うれしいわぁ.。゚+..。゚+.
買い物を終え、店を出た目の前にあるタイヤキ屋さんに直行。
そこのタイヤキが我が家の定番おやつの中のひとつ。 あのもちもちくにくにした食感のヤツね。
いつもの白いタイヤキを注文して待ちながら、 お店のおにーさん@中年(笑)に話しかけた。
「これすごくおいしいですよね! やっぱり普通のより白い方が売れるんですか?」
「いや、この辺の人は普通のタイヤキの方が売れるね。 白い方がもちもちしておいしんだけど、 見慣れないんじゃないかな」
「意外… すごくおいしいのに!」
そんな会話を聞いていた後ろのおばさんが寄ってきた。
「なになに? そんなにおいしいの?」
興味ありそうにのぞきこむ。
「おいしいですよ! 皮がね、普通のと違ってもちもちしてるんです。 おすすめ!」
私がそう言うと、
「じゃあ、私もいただいてくわ。 白いのふたつちょうだい。 つぶあんね」
おばさんが興味津々で白いタイヤキを買った。
うれしいわぁ.。゚+..。゚+.
自分がいいと思ってるもの、すすめたものに、 興味を持ってもらえるって、とっても幸せ。
人によっては、それが、
「やっぱり自分には合わないな」
そういうことがあっても当然で、それはそれでよく、 きっかけを "どうぞ" ってできることが楽しいらしく。
私は、自分がいいと思ったものを、人にすすめたくなる性分なようで(笑)
ウキウキしながら帰路についた。
*****
ほんの20分程度の間に、 偶然そこに居合わせた人に、 自分がいいと思っているものをすすめて、興味を持ってもらえる、 そんな体験をふたつもした。 ワクワクした。
「ほら、あなたはこういうのが好きなんでしょ? 楽しいんでしょ? 思わずしてしまうんでしょ?」
そう言われたみたいな気がした。
あ…
そかぁ…
最近、私は仕事の方向性について考え込んでいた。 いや、考え込むと言うよりは、わからなくなっていた。 仕事って、SunGoddessの方、セッションね。
その時思った。 私は楽しむことを忘れてたんだ、って。
あれぇ、いつから忘れちゃってたんだろう(爆)
自分が好きで素晴らしいと思ったものを、 色々な人に伝えたいって気持ちでこの仕事を始めたんだよな。 2000年2月、ワクワクドキドキしながら。
すっかり忘れてた(爆)
楽しいことをするのがいいんだってわかってて、楽しめず、 もうこの仕事終わりか?って思ったり。
そか! そか! そか!
そこをすっ飛ばしてたから、最近おかしかったのか ( ̄▽ ̄;)
私に届いたメッセージ。
「ほれ、あーたの好きなことはこれっしょ? 忘れてまっせ。 これやったらいいんよ」 (どこのどいつだよ・笑)
それは、きっと、私の祈りへの答え。
「私はこれからどうやって何をやっていったらいいのでしょう? 教えてください…」
空に向けて放った祈りへの答え。 それを受け取って、私は原点回帰した。
自分が好きなもの、いいと思ったもの、 それを伝える人であろうと思った。 ほら、こんなにいいんだよ、あなたもいかが? これで一緒にうれしくなりませんか? 楽しくなりませんか? ハッピーになりませんか? って。
気が重かったのは、それを忘れていたから。 楽しいことをするんじゃなく、義務となりつつあった仕事。 なぜそれをするのかがわからなくなりつつあった仕事。
思い出したよ。 大切なこと。
思い出したから、楽しむことができなかった色々な理由がわかったの。 だから、自然にワクワクしてきたんだ。 不思議だね。 あんなに苦しくて、 セラピストに復帰したことは間違いだったんじゃないか、 なんて、自問自答していたのに。
私はたくさんのことがこわかった。 私はたくさんのことが不安だった。 私はたくさんのことがイヤだった。 私はたくさんのことがわからなかった。 私は迷子だった。
もちろん、今もそうだ。 でも、今は、それでも、前に進める気がしている。 なぜなら、そこにはワクワクというエンジンがついたから。
晴れてどこまでも突き抜ける青い空みたいな気分になった。
それから、私はSunGoddessのホームページのリニューアル作業に取りかかった。 待ってたんだ、この日を。
なくしてしまった「何か」がわからないまま、 その「何か」を探し続けて、 私はどれくらい闇の中をさまよっただろう。 もしかしたら、今も闇の中かもしれないけれど、 そこから私は光を見ている。
闇の中をさまよったとか言っても、 ま、過ぎてしまえばどーってことねーっす(笑)
この日を迎えるために、 この日のこの気づきに辿り着くために、 私にはいくつもの贈り物が届いていたことに気づいた。
楽しむことを恐れるブロックを外すための要素が、 必要な情報が、 必要なアドバイスが、 必要な人脈が、 必要な出来事が、 私に訪れていた。
今だからわかる。 みんなみんな贈り物だった。
あのことも、あのことも、あのことも、みんなみんな、 いくつもの点となって私に訪れて、 その日、それがみんなつながって線になった。
ああ、あの途方に暮れていた頃も、私はたくさんのものを与えられていたんだ… ただ、その時は、それと気づかなかっただけで… どんな時も常に愛されて見守られているんだ、そう感じた。
うれしくて、ありがたくて、ぴょんぴょん跳ねたくなった。 ありがとうって、どこへともなく叫びたくなった。 こういう瞬間、自分は宇宙とつながってるんだって実感できる。
毎日の中には贈り物がいっぱい。 時には、それがメッセージや贈り物だと気づかないこともある。 それでも、私達は与えられ続ける。 そして、意識しようがしまいが、必ずそれを受け取る瞬間がある。 それは私達を生かそうとする愛そのもの。
イヤイヤ何かを義務でやっていると心が死んでしまう。 人それぞれ色々な人生だけど、 ひとつだけ言えるのは、 大好きで、やっててうれしくて、楽しくて、ワクワクする、やりたくて仕方ない、 そんな中にこそ、私達が自分を生きる鍵がある。 人が自分を生きてイキイキして輝き出す時、その輝きが世界を照らし出す。 ひとり、またひとり、目覚めるごとに、世界は輝きを増す。
その楽しささえも感じることを許さない自分がいたり、 恐れや不安の厚い壁があって楽しいことやワクワクがわからなくなっていたり、 色々あります、うん、ある。 それ、外しましょ、よしゃ、それがいい! 誰に言ってんだよ(笑)
新しい世界にジャンプするのはこわい。 でも、古い世界にもいられない。 今、そんな人が多いんじゃないかな。
そのためにも、私が先にジャンプしますんで ( ゚∀゚)ノ オシャーーーーーッ!!! 先行って、
「おーい、来てみたらここは安全で安心だよー。 それに、楽しくて居心地よくて最高だよー」
って、呼びますんで、 みなさん、後に続いてください(爆)
|