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2003年01月22日(水)

車〜♪

やっとこさ学科も通ったし、仮免技能に向けてゴーゴー♪なのです。

ほんまは年内に取りたかった。でも、なんだかんだ年内は
忙しくしていて、バイトなんかもあって、ムリやってん。


「仕事を辞めて3ヶ月くらいはゆっくりしたい」

辞める前からずっとそう思っていた。そう思いたくなる程ハードな
仕事やった。仕事中は、連休を取るのも稀にしか叶わなかったので、
3連休なんて取ったら仕事に復帰したくなくなる、
仕事辞めてもすぐ暇をもてあそぶかも、そう思ってた。

ところがどっこい。

暇をもてあそぶどころか、暇にもてあそばれてます。
もぉそれはそれは好き放題に暮らしております。
3ヶ月なんてあっちゅー間。

ま、不幸中の幸い(?)、3ヶ月くらいはゆっくりしたい、
と思っていたせいか、3ヶ月経ったら焦ってきた。
おーこのままやったらアカンのちゃうん?と。

そろそろ、いろいろ、勉強します。
興味のある範疇にはアンテナビンビンじゃけーね。
興味のない範疇にはアンテナ立てるどころか
全力をあげて逃げ腰やけどね(笑)


+++++

京都への往復の電車で、本を1冊読みました。

酒見賢一「陋巷に在り」

いいんだな、これが。つい1ヶ月ほど前に書いたかも。
ずーーーっと文庫化されてなくて、私が4年間待ちに待った本。
小説新潮で現在も連載中です。

孔子の時代、陋巷(スラム街)に住む顔回子淵が主人公。
顔回が孔子の弟子っていうのは知ってる方も多いかな?

「一を聞いて十を知る」って言葉あるよね。
それは、同じく孔子の弟子である子貢という人が
顔回のことを言った言葉やねんな。

余談やけど「過ぎたるは猶及ばざるが如し」も子貢の言葉。

で。まぁともかく顔回は非凡な人間やったワケやけど。
話の内容はといえば、論語や道徳とか堅苦しい話ではなくて、
妖術・巫術が絡んだ壮大な物語。(わからんて?(笑))

妖術や巫術とかいう概念が、一般的にまかり通っていた
孔子の時代(春秋時代ですね)、人を呪ったり殺したり
魅了したり、それに翻弄されて物語が展開するワケですな。
あ、顔回は誰のことも殺しませんよ?

コレ、久しく文庫化されていなかったので、、ハッキリゆって
興奮して買ったものの、どういう展開で6巻が終わったか、
登場人物なども軽く頭から消えかけてました。

でも、7巻をあっという間に読み終えたその時には、
登場人物も設定も6巻の結末も何もかも思い出してました。

何がオススメって、酒見氏の文章なんです。
躍動感にあふれていて、専門的な知識も交えつつ、
実に巧妙に作者の世界に引きずり込まれる。最高です。

中国好きにはたまらない作品だと保証できます。


2月には立て続けに8巻も文庫化されるみたい。
今からほんとに楽しみです。



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