日記
毎日、無駄なことなんて無い。

2006年01月27日(金) 3ヶ月ぶりの貴方は。

ふいに行ってきた。元バイト先へ。

連チャンバイトで、唯一のお休み日。

また、いろいろと休みの日にしかできない事務的なこと済ませてた。
(ドラッグストア行ったりとか成人式の写真取りに行ったりとか)

通りかかった元バイト先。金曜日、見たらセールっぽいなー…。

いつもどおり、ちょっと切なくなりながら通り過ぎて。

いつも長い信号待ち。ふいに「You」が流れて、こみあげた。

どうしよう。さっき車はあったから、いる。

でも、他に誰がいるか分からない。


それでも、と、信号が変わらないうちに車をUターンさせた。


駐車場に停めた。そこからじゃ、店の中は見えない。


意を決した。


なんか面白いぐらい普通に入っていけて、最初は誰も気づいてなかったっぽい。

お客さんいた。

レジにはプロと、メガネがいた。

見えない位置で商品を物色。向かいにS君。と、店長。

「あー!ひさしぶりー!」店長。


「おつかれさまですー」とか言うて、S君も久しぶりな笑顔(でへへ)←笑

多分、「戻ってこんのー」が2言目だったけど、聞こえないふりをした。
実際聞こえなかったから、何か言うてたなーてぐらいで。

S君も「あれ、この後3時から(ここで)仕事ですか?笑」

新商品どれがおいしいのーって聞くと、S君こっそり「どれもマズイです笑」

「じゃあやめとくよー笑」

「俺的にはこれかな…」と、S君はかわいい♪(←完全におばちゃん)


店長「こっちが何回飲みに誘っても断りやがって…(笑)」

「だっていつも忙しいときに来るんですもん!笑」



レジで人が2人待ってて、2台ともつまってた。

こっちのレジの次に並んでた。レジにはプロ。向こうのレジにはメガネ。

プロは気づいたらしく、「あ!」

「おつかれー」と口パクっぽく言うてたら、メガネも気づいた。

なんか笑顔だった。「あ!来た!」みたいな。


と、横から店長。

「あ、まだ会計終わってないです…」っていうプロ。


店長うちの会計がしたいからって、わざわざ来たよ(汗)

んで、前のお客さんの終わってないのに…。



あぁ、またみんなの店長の株が下がった………(汗)


「来るんじゃなかったかしら」とか思いながら。


ほんできちんと終わらせて、店長がレジ割り込み。

プロからしたら、ものっすごい邪魔でしたでしょーなぁ。


「もう卒業決まったん」

「や、まだテストがありますよ」

「あーそっかテストかー。高校生みたいやなぁ」


とか言うて、普通にレジ済ませて。横ではレジをプロで、メガネにオーダー入ってた。


後ろにお客さんいたし、これ以上限界だと無意識に思ったのか、

普通に買って普通に帰った。


メガネ、笑顔しか見てない。笑



自意識過剰かな。うちがレジに来たとき、メガネがレジ一瞬戸惑った。

数えなおしてた。大した量じゃなかったのに。動揺した??笑




終始笑顔でいられた。だけど、だけど。


店を出た瞬間、ぐわっと、こみ上げて来た。




悲しいような、でもめっちゃ苦しい、どうしようもない、

そんな、よく分からない感情。


トランポリンを反対にしたような、ぐわーっと下から突き上げてくる感情に、

自分でもびっくりして、(それまでなんともなかったのに)


思わず車まで走って、飛び乗った。


ドア閉めて、その感情をどうしたらいいか分からないまま、


嗚咽というか、なんというか。

泣きはしないけど、そういうのんなっちゃって、しばらく動けなかった。


普通に、帰れたけど、苦しかったあの感情。



行く前は、「大丈夫!もう大丈夫!」って言い聞かせた。



けど、出た瞬間、「だめだ」と思った。まだ大丈夫なんかじゃない。



もうそういう好きって感情はないと思ってたし、今ならまた思える。



でも、その感情の処理をどうしたらいいか分からないままな時、

想いはひとつだけだった。


「もう誰がどうなろうと、なんでもいい。好きだ」


よく分からないけど、唐突に思ってた。



苦しいような、悲しいような、悔しいような、もどかしい、そういう気持ち。

自分でもびっくりした。タイマーがかったように店を出たら。



それで、家に帰って、ギターの練習に友達の家へ行くのですが、

しばらく動けなくて、ボケーッとしてた。


練習に行って、帰ってきて、夕方、メール。



メガネからメールが来た。


自分が相手できんくて申し訳なかったことなんて言われた。


行くときは、ぶっちゃけ「店に行くだけ」と思ってた。


「貴方に会いに行ったわけじゃないからさ!」と思い返したかったけど、


どんぴしゃで当たってるその文面に、「実は、そうだよねやっぱり」と思った。


あたかも自分に会いに来たかと分かってるような文。

気づいてるのかな、さすがに。



でも、もう「ご飯」は誘ってくれなくて。

前は口を開けば「ご飯どこ行く?」だったのにね。


あんなにも店に行くこと躊躇してたのに、なぜか突然できた。




ひきずりすぎだなぁ…付き合ってもないのに。

「またセールじゃないときにゆっくり来てよ」



裏に入れてくれるなら、セールだろうが関係ないのにね。



まだ大丈夫じゃなかった。

まだいろんな感情があった。


最後に書かれたTMRのアルバム感想が、嬉しかった。

年末に勢いあまってメールしたとき、乗り気じゃない感じがして。

もう趣味でもつながれないのかと思ったら、すごくすごく嫌だったから。



思わず店長に「2月(後半)は暇ですから」って言っちゃったこと、覚えてるかな。

それが貴方にも伝わらないかな。

行く前に、ちゃんと片付けていきたいよ。



返ってこないの分かってるから、返ってこないような返信をした。

貸す予定だったアルバムをもう聞いてるのは辛かったけど。


どうせ期間的に長い間貸せないから、ちょうど良かったけれど。




でも、行けたことは大きな一歩だったでしょう?



「You」のこの部分に背中を押されたような気がする。


[ 会いたいよ 会いたい君に これからも忘れられない ]




や、でも思い出にしまわなきゃだね。









「元気そうで良かったです」




ただの挨拶文なんかじゃない。心からの言葉です。


 ← 過去  INDEX!  →未来