えだまめ日記
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2003年09月02日(火) ●うわさのマジカル・ミステリー・ツアー

リバプール2日目。
早起きして、シャワー代わりにプールでひと泳ぎ。

たっぷりの朝食をすませ、地図を片手に港をめざして歩く。
途中、イエロー・サブマリンのアニメから飛び出したような黄色い潜水艦のモニュメントを見つけ、嬉々としてその前で記念写真をとる。

マージー川沿いを歩き、アルバートドックへ。
赤レンガの建物の一角にお勧めのビートルズ・ストーリーがある。
ビートルズの記念館だ。入場料7.95ポンド(約1600円)払って入る。

デビューから解散まで、そしてソロ活動まで展示している。
レアな当時のフィルムも写され、30年前にトリップしてしまう。
ビートルズがデビューしたCAVANクラブも再現されている。

詳しくはこのページで。
http://www.beatlesstory.com/home.asp


たくさんビートルズに関して情報を得た後、うわさのマジカル・ミステリ
ー・ツアーのバスに乗る。

2時間半の観光バスツアーだ。料金は11ポンド。
ガイドのエディーの案内で、ビートルズのメンバー4人が生まれ育った家々
やペニーレーン、ストロベリーフィールズなどゆかりの地をめぐる。

ジョークの連発で、バスの中は笑いのうず。
しかし、笑えない。
なにをしゃべっているのか聞き取れない。
英語をもっと勉強しなくちゃと思う瞬間だ。

唯一わかったのが、ジョージ・ハリソンの話。
「彼が菜食主義者であったことは有名な話。15歳のとき、ギターがほしくて親にねだるが、買ってもらえず、アルバイトをした。アルバイト先は奇しくも肉屋で、ギターを手に入れるために毎日肉をふらふらになりながら、担いだんだ」

ビートルズ・ストーリーにその彼が初めて買った安物ギターが展示してあるのを思い出した。

ビートルズファンにとっては、涙がでるツアーだ。
ツアーのゴールは、マージーストリートのCAVANクラブ。かってのクラブはつぶれ、再現されたものだ。ステージでは夜毎コピーバンドが演奏するらしい。ビールを飲み、記念写真を撮る。

やはりここは、ビートルズファンの聖地だ。





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