世界お遍路 千夜一夜旅日記

2002年08月17日(土) ★ただいま、アムステルダム★

 アムステルダムへ発つ日。
 飛行機は夕方5時20分なので,それまで市内歩き。
 ウィーンの安ホテルの食堂の窓から見える景色も今日で見納めだ.
赤茶色のレンガの屋根、白い壁,教会の尖塔、石畳のせまい通り…いくつかの映画の舞台となった世界だ。
今日はシェンブルン宮殿に行く.
なんか,「宮殿疲れ」(ヨーロッパで大きな建物を見続けるとかかる疲労?)なので、宮殿はパスと思っていたのだが、ウィーンでは「シェンブルンとシュテファン寺院を見ないとウィーンを見たことにならない」というらしいので、行くことにした。一応,世界文化遺産だというしね.….
ウィーン市内乗り放題のパスは今日の1時20分で切れるしそれまでに活動しないといけないのだ。やっと,地下鉄や路面電車に慣れたと思ったら,去る日だ.

地下鉄を待っていたら,昨日から隣の部屋にいた大阪からの女性と一緒になった.
大阪の私立の高校の先生らしい.
彼女はもう2日,この町にいるようだ.
お盆休みのせいもあるのか、この数日街中で見かける日本人はすごく多い.
彼女は一人旅で,ハンガリーからこちらに来たようだが..若い。多分20代後半か…
エジプトが専門とかで話していると中々に面白い.

シェンブルンは,8時半開館だが,8時35分すでに人の列.
入るとガイドフォンを借りて,公開されている40ほどの絢爛豪華なお部屋を見ることになる.
しかし,部屋は1400ほどもあるんだよね.すげえ御殿なんだよね。
ハプスブルグ家の夏の宮殿,というがマリーアントワネットはここで育っているし,ナポレオンとハプスブルグ家のお姫さんが政略結婚してできた王子が21歳で亡くなるまで、ひっそりと住んでいる.

しかしこの宮殿の主人公は,ハプスブルグの偉大なる女帝、マリアテレジア。
最初のコーナーは、フランツ.ヨーゼフ一世の執務室,
もちろん、豪華であるが,質実剛健風。彼は勤勉なお人で,朝は5時には起きて仕事を始めていたという。
「倒れるまで働く」というのが彼のモットーだったとか。
角を曲がると,彼の王妃だった絶世の美女,エリザベートのお部屋,ぜいを尽くした美しい部屋だが,印象的なのは,体重計と運動具。
身長172センチ,ウエスト58センチを維持するために並大抵ではない努力をしていたらしい。
ヨーゼフさんは彼女を愛していたが彼女は?。なにしろ一人で旅をするのがスキでスイスで暗殺されたのだ。

マリアテレジアは16人の子持ちだったが、11人が生き延びた。女の子は夫々政略結婚だ。
マリーアントワネットの部屋は余り大きくなく、かわいかった。

すごいのは,大ホール,きんきら、きらきら。
だから私,つかれるのんだよん。
東洋の漆塗りのお部屋,純ヨーロッパのごてごて部屋。。。。。。
ハイ,疲れました,やっぱり。

外には広大な左右対称の庭園。真中に大きな噴水。そのむこうにはマリアテレジアが国のためになくなったたくさんの兵士の事をわすれないようにするために作ったというグロリエッテ。そこまで歩いて,お茶。最後の「ヴィエナ.メランジェ」(ウインナコーヒー)
世紀末ジャポニズムのときに作られたという日本庭園を見て出た.
外はすごい列,観光バスがどんどんと着く.
早起き,早出をして良かったよ.
トイレが長蛇の列.
目立たないところにあった有料のところにいった。やれやれ。

最後の最後に、スペインのガウディに刺激されて作ったというというアパートメントフンダートザッハーハウスを見にいった。
ガウディほどではないが,ウィーンの古い町並みにあって異色。
さすがに個々では日本人に会わなかった。
昨日見た」金色のキャベツを載せたウィーン分離派会館と共に面白かった。
気持ち的には,庭園も宮殿も予定調和的に左右対称だ。そして非人間的にでかい。
ガウディのように不対象で曲線の建物を作りたくなるよね。
ウィーン的フラストレーション…極私的意見ですが。

BIPAという,ウイーンのマツキヨで、フィルムとか,洗剤をかってにもつを預けてあったホテルへ。
飛行場にバスで20分ほどで市内から行けるウィーンはイイ街ではあるが,暑い。
ガス入りの冷えたミネラルウオーターをビール代わりに飲んだ…が、しかし、荷物をひっぱっていると汗だらだらだ。

よていどおりのフライト。
ビールを飲んで爆睡。
隣のモロッコ人の女性が夫と席を変わってくれというので替わってやったが…。飛行機の中は,モロッコ,トルコの人が俄然多くなる。

7時5分、10分も早く着いたのに荷物が出てこない。
35分も待った。
どうしたんだ?オランダ?


荷物を拾って外に出ると1年ぶりの友人三枝子の顔。
抱き合って…でした。
子どもたちも男の3人がそろってきていた。
大きくなったのでびっくりだ。
特に一番上のヨエルなんか,180センチはありそうだもん,15歳だというのに。

夕食は巻きすし。
彼女の夫テクラブ氏は不在。
pcの不調を直しに来ていた梅澤さんとも1年ぶりの再会。
バイトから帰ってきた1番上の直美ちゃんもいた。
懐かしいねえ。
なんか,アムステルダムに帰ってきたという感じだ。

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明日から,すこしずつ旅日記をアップしますのでお楽しみに。


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