| 2008年09月21日(日) |
長岡アジア映画祭 3本 |
本日最終日。 *10時よりの「ハーフェズ ペルシャの詩」イランと日本 ってことなんだけど、ハーフェズとは、暗唱者、という意味で、コーランを暗唱しているもの。きびしいテストや修行を経て得られる尊称。 で、それになった青年が、「大師」といわれる身分の高いグルの娘にコーランを教えることになる。しかし、まあそこはお決まりの恋模様。 しかし、何しろイスラムで、さらに身分違いのオジョーさまにということでひどい目にあうのだが・・・それにしてもこのオジョーさまが麻生久美子で、なんと「大師」とネパール人女性とハーフ。 なんだかね・・・だって、そもそも、麻生久美子はネパール人とはぜんぜん違うし、それと、なんで「大師」という身分のお方が異教徒とケッコンしたわけ。ネパール人は、たいていヒンズー教、でなければ仏教徒。不審や疑問だらけの設定ではあったが、イランの暮らしや風景は大いに楽しんだ。 *チョコラ! この映画の監督小林茂氏は、長岡在住。 ケニアのストリートチルドレンを5ヶ月にわたってとったものだ。 なんでケニア?って思った。だって、モンゴルだって、フィリピンだって、中国だって、ロシアだって、ストリートチルドレン、たくさんいるよ。 ケニアにNGO「モコチルドレンセンター」をやっている松下さんという女性の依頼によって、さらに資金は市民カンパによってできた、ということだ。 首都ナイロビから45キロほどの町で鉄クズやプラスチックを集めてくらす子どもたち。うちがないわけではない。親がいなわけではない。でも、家出して、学校にも行かず子どもたちで群れてくらす。 もちろんバックにアフリカの貧困や、政治の問題があるのはわかるが、でもこれは、青年期の自由とエスケープがテーマのドキュメンタリーでもあると感じられた。そういう普遍性がある。 ニッポンの子だって、もっと「家庭」や社会の枠組みが弱くて、自由を求めるたくましさがあったら今どきはストリートチルドレンになりたい子がいるような・・・なんて妄想してしまった。 それにしても、子どもらしくかわいくはないけど、子どもの顔、目がいい。たくましい。
*貝の耳 34歳の監督の31分の作品。あちこちで賞をもらっている芸術度の高い作品だ。 台詞なし。 鰐淵晴子さんが出ている。耳が聞こえなくなったバイオリン弾き(音楽家)の話。 まあ、ニッポン的無常観の映像的追求。彼が若いから老年を観念的に耽美的に描けるんだろうと思った作品だ。 そのあと、トークがあったんだけど監督曰くぼく哲学科です。 はい、納得。 でも、期待の新進気鋭の監督さん。 楽しみなお方である。
夕方はいつもように実家にいって諸々。その後本家に甥と共に弔問。 雨だ。
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