昨夜、実家へ泊まりにったのは塾が終わった8時ころ。 玄関を入ると、義妹が言った。 「おねえさん、ちょっときて、きて、蛍がいるがよ。」 もう一度外に出て彼女に付いていくと、確かにはかなげな光を点滅させて数匹がふわりふわりと飛んでいる。 らく(ちび犬)の散歩に来たら、とんでいたから・・・いなかったらどうしようと思っていたけど。 子どものころはいて当たり前だった蛍。 夕食がすむと、祖母につれられて竹箒と袋をもって、蛍取りにいった。 もちろん亡き弟も。 そんな思いで話をしながら、二人で蛍を鑑賞した。 「ネエ、お義姉さん、この辺は自然が豊かなんだよねえ。」 「そうだよね、カワニナがいないと蛍も出てこないから」
弟が入院したのは、まだ桜が咲かない時期だった。 で、桜の時期、私が寺宝温泉の近くの桜をは「花盗人」して、病室に運んだ。そうしたら外の桜と同じように咲き、花を散らした。 走りのさくらんぼ(アメリカンチェリー)も食べたよね。 亡くなる数日前、メロンを買ってきてくれという電話でスーパーに行ったら今年初めてのアメリカンチェリーが出ていて、早速買ってもっていった、数個食べたんだわ。 スーパーで、さくらんぼを見るとそんなことも思い出して切ない。
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