午後から、アジア映画祭「1000年の山古志」を見てきた。 アフター地震後の暮らし。ドキュメンタリー。 亡き父の残した親鯉を引き継ぎ会社を辞めて「鯉師」になった人。壊れた田んぼの復興に取り組む女性、牛の角突きの再開。復興にシンボルひまわりの種から油を取る女性。 つぶれた牛舎を再建。そこに亡くなった牛たちの名前が書いてあって、冥福を祈ることばが書いてあったのに感動した。→これこそニッポンの心。 再興の映画ではあるし、山古志の美しさも十分撮れていたし、長い時間をかけて住民とのつながりがとらせた映画というすばらしさはある。 しかし・・・・なんでだろう。 これはわたしの、気分というか、人生の問題が反映しているのかもしれないが「滅びの美」を感じてしまったのだ。 いちばん最初に「discover ture Japan」とタイトルが出て、ちょこっとなんだかなあ・・と思ったのだが、見終わってtureを missingに変えたいような・・と。 山古志ということではなくて、日本全体においてこの映画に描かれている風景や風習はやがて「失われていく」美なのだろう、と。 その前に、今世を去りたいねえ。 わたしは、明らかに滅びの美の世界(古きニッポン)を生きてきたと思うから。 すべてが静かに崩れ去る、あるいは中から腐り果てて崩れるのは見たくない。 そんな気がする。
今回、映画祭三回券を購入。 あと2本、何を見ようか。
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