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2007年01月26日(金) 続ワイナリー訪問
続ワイナリー訪問

今朝のSABCテレビニュースによると今日は税関の日らしい。 2010年のサッカーワールドカップに備えて 偽物の不買運動等をやっていた。

黒人の家政婦Sが私の部屋の入口に来て、 近くに置いてあった、借りていた箒を指して 「フィー」と言ったので、 「箒が要るんですね」とアフリカーンス語で話して 掃除道具一式を渡す。 「フィー(vee)」とはこの言葉で「箒で掃く」の意味。 英語しか知らない人は何のお代(fee)かと不思議がるに違いない。

10時ゲストルームから観光会社の車で迎えてもらい、 デヴォンヴァレーのClos Malverneを訪問。 テースティングルームがツアー客でいっぱいだったので、 ワイナリーを歩き回っていたら ワインメーカーの小父さんに出会い、 ワインセラーを案内してもらう。 コンクリートの醗酵槽(5キロリットル ×3)を初めて見る。 品種はピノタージュでもうすぐ醗酵が終わると言う。 アデレード大のワイナリーと違って香りがきれい。 ワイナリーも葡萄畑にも入って写真を撮っても良いと言うのでそうする。 葡萄畑にはピノタージュとソーヴィニョンブランが育てられていて、 良く手入れされていた。 テースティングルームでは2人の比較的若い女性のスタッフと 慣れないアフリカーンス語で話す羽目に。 おいしいワインとともに楽しい一時を過ごす。

昼にワイナリーを離れ、 デヴォンヴァレーの景色を楽しみながら35分ほど歩いて スパークリングワインで有名というJ. C. Le Rouxへ。 若くて比較的小柄で快活なアフリカーナらしい女性が 矢継ぎ早にスパークリングワインを注いでくれたのでゆっくり味見できず。 テースティングのお代は20ランドと高く、 6種試したが、初めに頂いたピノノワール・キャプクラシック1998年が 最も気に入ったので1本購入。 値段は60.3ランド(約1000円)。 豪州なら倍以上の値段で売れると思うほど上等。 観光会社の車を携帯電話で呼んで外で待っていると スタッフが呼んで外より涼しいテースティングルームに入れてくれたうえ 私の選んだピノノワールをグラスに持って来てくれたので驚き、 ありがたく頂いた。 ここの人達も南ア人らしく客を良くもてなす(gasvry)人達であった。

市場通りの観光案内所まで送ってもらい、 次の訪問地までの交通を予約して、 ファンダンゴカフェでメールをチェックしてから、 夕方、私にメールをくれた、大学の知人の友人の知人であるCM宅を訪問。 彼の作った個性的で上質なワイン(シラーズ2004年と2005年)を試しながら雑談後、 ゲストハウスまで送ってもらう。 彼はアデレード大学のワインメーカーとドイツでワイン作りに携っていたそうだ。 明日彼がワイナリーを幾つか仕事で回るので一緒に来ないかと誘われる。 もちろん二つ返事。


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