ダイドの毎日


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2004年10月03日(日) 同級生…

数ヶ月ぶりの日記になりました…(苦笑)

2ヶ月半の一人っきりの仕事に終止符を打ち、
ようやく、無事に新人さんが入ってきました
待ちに待ってやっとこさ…ってカンジで…
前任が辞めて以来、数人の面接はしたもののなかなか条件の合う人に巡り会えず…
んで、ようやく入ってくれた(上に入れられた?)のは
年齢35歳(もちろん既婚者で幼稚園児の母)
今回の面接官はうちの会社のマネージャーでした

不採用の条件
・子持ち(保育園等の行事や子供の体調によって欠勤される恐れ有)
・かけ持ち(急なシフト変更に対応できない為)
・面接に遅刻(会社とは時間厳守徹底主義)
を常々言われてたものの…
今回採用になった人はこの全ての条件を満たしておりました(黙)

採用に際してダイドは強く反対したものの
その意見は却下され
会社的に大きな妥協を強いられました(誰でもいいからとにかく入れろ!みたいな)

そしてダイドの予想通り初っ端から幼稚園の行事の為シフト変更を余儀なくされた
まぁ、その分ダイドも貯まりに貯まった有給を使いまくってやろうという事で
仕事さえしてくれりゃいっか、という結論に達したわけです

ま、今のトコ大きな問題もなく(小さな問題は山積み)続きそうなので一安心です



今日、仕事が終わって帰ろうという時、
『ダイド』
と、後ろから声がしました
振り返ると中学の同級生(♀)の姿…

『ずっとダイドじゃないかなぁって思ってたんだ。(私の事)覚えてる?』
『…うん』


もちろん覚えてました
ダイドさん、基本的にどんな場合においても人の顔は良く見てるもので
車ですれ違ったり、うちのパチ屋に遊びに来たりしても
どっちかっていうと知り合いの顔はしっかり分かる方なんです

『声かけようかなーって思ってたんだ』
『うちは(相手が)お客さんだからこっちから声かける事はないんだよねぇ』
一刻も早く帰りたかったので軽く世間話をして帰りました
(実際、どこの高校に進学したかも知らないくらいでそこまで仲が良かったわけではない人だったので)


今の仕事をし始めて、結構うちの店に知り合いの顔を見止める機会が多くなりました
中学、高校の同級生だったり先生だったり、近所のおばさんや元彼だったり…
街中でも結構知り合いに遭遇する事は多いと思いますが
基本的にダイドは自分から声をかける事はしません

それはなぜかというと…ちょっとしたトラウマがありまして

アレは…○年前の成人式の時でありました
数年振りに顔を合わせる同級生
中学では仲が良くて同じ部活で、3年の時には同じクラスでおまけに出席番号がダイドの直後だったNちゃん…
『あー、久しぶり!!』
『…ゴメン、誰だっけ?』
Σ( ̄ロ ̄lll)

この一言にダイドがどれほど傷付いた事か…
その時までダイドさん、自分はわりと存在感のある方だと自負しておりました
しかしながらたった5年で名前すら忘れられる程度の存在だったのです
そりゃね、ダイドだって同級生とかに会って
(あー、顔は覚えてるんだけど名前が出てこねぇ)ってことはあります
どんなに仲が良くてもどんなに存在感があっても
それは人間の記憶力の欠落速度には勝てません

実際、自分の高校のクラスメートの名前を挙げてみると…
3年間も同じクラスで机を並べていても(ダイドの高校はクラス替えが無かった)
一人や二人忘れているものです

つい1、2ヶ月前の事でした
某軽食屋さんで中学で仲の良かった同級生Hさんが働いていました
幼馴染の友達E(学区の関係で小学は別だったけど中学、高校一緒だった)が何気に声をかけました
『あー、久しぶり』
HさんはEに向かってそう言いました
E『(ダイドの方を指差して)覚えてる?』
H『…ゴメン、誰だっけ?』
どちらかと言うとEよりもダイドの方が仲良かったはずなのに
Hさんはダイドの事を覚えていませんでした
正確には覚えていないのではなく、ダイドという人間の存在は覚えていたけれど顔が変わっていてわからなかったらしいです

ダイドは中学時代はメガネをかけていたのですが
今はコンタクトにしているので分からなかったそうです
メガネをかけていない事以外に、特に髪型や体型が変わったわけでもなければ
顔だって自分では中学の時と何一つ変わっていないと思っていたのですが…


自分だって同級生の顔と名前が一致しないほど記憶力の欠落度が激しいくせに
いざ自分が忘れられる側に立つと本当にショックが大きいものです

まさに
自分って一体…
(某アニメの顔に縦線入りでショックを受ける時の心境)

まぁ、ダイドの顔と名前が一致しないけれども
ダイドの事を記憶の片隅にでもちゃんと残してくれている人がいるだけで
存在自体を忘れられるよりはマシか…と自分を慰めてみたり


しかしながら月日の経つのも早いもので
中学や高校を卒業して早数年
たまに見かける同級生があの頃よりもずっとずっと大人に見えて
知能指数も精神年齢も中学校の頃と何ら変わりない自分が
少し生き遅れているような気がしてちょっぴり寂しくなるようになって来ました
中学を卒業して10年近くが経ち、
高校や大学への進学、就職等を経験しつつ
ダイドが歩んできた道のり以上に険しい道を歩いてきた人もいれば
何も考えず、流されるままになってきた人もいるんだなぁと
改めて思い
“人生いろいろ”
という言葉が頭に過ったのでした


マンションや家を外から見たら隣同士の部屋でも壁を1枚挿んだだけで
全くの別世界がそこにある
それと同じように同じ時の流れの中で全く違う人生がある
全く同じように進んでいるように思える時間も
実は一人一人進み方が違うのかもしれないと思う今日この頃のダイドでした


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