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2002年01月30日(水) |
切実さ ●彦馬がゆく(三谷幸喜) |
政界、大荒れね。その割には切実さが伝わらない。
三谷幸喜氏の「彦馬がゆく」を観る。基本的にわたしは氏のファンなので、たっぷり大笑いし、楽しむ。でも、笑いで筋を運ぶことと、役の人生を生きることの間で俳優が行きつ戻りつ、少し苦しそう。(少なくも、わたしは観ていて苦しい。)無理をしない小日向さんと筒井くん、伊原さんがいい。役得。
新聞を読んだり、本を読んだり、芝居を観たり、映画を観たり、自分の中に入ってくる情報がバラバラで、バラバラに過ぎて、どれも消化不良のまま栄養にできないまま過ごしている感じがする。 どこから得るのもひどく切実なことばかりなのに、自分が切実に受け取れないのは、何に因るものか? そういうことを分析できていないと、いつまでもこの先の1歩を踏み出せないよなあ。
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