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夜中の12時に起床。午前3時、物語の続きを書き始める。午前10時に、「了」に届いた。途中、書けないところは飛ばして進んでしまったため、20%は書き足し、30%は書き直すことになるだろう。それでも、ようやく、自分が何を書きたいのかがわかった。
売れなくても、面白いと言われなくても、それでも書く人がたくさんいることが、少しわかったような気がする。自分も知らない物語が、勝手に動き出す瞬間のその喜び。力。物語は読むだけだったわたしが、ほんの少し、書くことの魅力を知った。
急に劇場に行きたくなった。自分の場所に早く帰りたいと急く心を押さえて、この原稿をしあげよう。いつも自信のなさから詰めの甘くなる自分の尻をたたいて。
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