Journal
INDEX|back|next
| 2003年02月12日(水) |
生きてるだけで、苛酷。 |
●たくさんの人間の中に取り込まれて仕事していると、そりゃああらゆる誤解を受け、あらゆる賞賛を受け、あらゆる感謝の念をもたれ、あらゆる恨みをかうわけで。 今日は、ちょっとしたことで、誤解を受けてしまい、まったくの誤解であるに関わらず、わたしはひたすらにあやまった。あやまるべき人はほかにいても、誤解が生じた後ではどうしようもない。 その事件だけで、このところのわたしの努力や頑張りや愛情が、露と消えてしまうような気がした。
●毎日毎日、どんなに前向きに頑張ってても、そういうことってあるもんだ。幾つになっても、「強くなろう、強くなりたい」と願う。毎日ただ生きていくだけでも、そこが社会である限り、苛酷なことがいっぱいある。いつ地雷を踏むかわからない。 かなり落ち込んだので、また恋人と酒を飲みに寄り道するも、お互いにあまりに疲れているので、ビール1本で散会。 昨日ベッドで読みはじめた小説の手触りが良かったので、今夜はしばし物語の世界に行ってから、眠ろう。たとえ眠りが少し削られようとも。そういうことが、必要な夜だ。
|